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眠りから覚めて胸が張り裂けそうだった。
こんな気持ちはかなり久しぶりだ。今でも涙がこぼれ落ちてきそうだ。

HYという沖縄のミクスチャーバンドをご存じだろうか?今や若者に絶大なる支持を受けているバンドの一つ。最近発売したアルバムはオリコン1位獲得したらしい。それくらい売れっ子のバンド。

メンバーの中に紅一点の女の子がいる。IZUという名前(本名 仲宗根泉)。別に一度もかわいいと思った事はないし、別にタイプでもない。ガタイだって俺よりいいかもしれない(失礼)そんなIZUさんが今日夢に出て来た。おかしな夢だった。

気が付くと富士急ハイランドにいた。どうも俺とIZUさんは付き合っているらしい(夢の中で)手を繋いで絶叫コースターを見つめる。ものすごい勢いでそれらは宙を裂く。場面が切り替わって2人でかき氷を食べている。味は覚えていない、でもIZUさんのかき氷はメロン色だ。あ?んと口を開けて食べたり食べさせたり。まるでバカップルのようにいちゃついている。またしても場面は変わって、閉園後の富士急ハイランド。イルミネーションが絶叫コースターを照らしている。「メリーゴーランド」だったらもっとロマンチックだったのになぁなんて思っているとIZUさんが俺の手を引く。「イルカの唄」のあのシーン(見ていない人ごめんなさい)の様に僕らは走る。背中に羽が生えたように絶叫コースターを目指して走る。月が2人だけを照らし、2人の為に絶叫コースターは周る。2人の為に星のオーケストラが夜風と一緒に夏を唄う。ひまわりのような花火が散りそうな真っ暗みの夏空の下、深夜の富士急ハイランドは2人の為に稼動した。半袖の僕ら、永遠に絶叫コースターに揺られて叫ぶ。


そんな夢だった。「なんておかしな夢だ」と思った。でも鼓動は急速にリズムを刻む。

飛び起きて、HYのCDを探してステレオに突っ込んだ。IZUさんの声はこんな声だったのを思い出した。IZUさんがソロで歌うフレーズやコーラスの部分だけを僕は何度もリピートして聞いた。涙がこぼれて来た。不思議な感情だな?

今年の夏はケツメイシ一色に染まると思われていた僕のステレオ。どうやらHYという強力な音楽がスピーカーを横取りしそうな勢いだ。

と、こんな感じです。本当に不思議ですね。プロモ見ても、IZUさんが映っているカットだけスローで見てしまいそうな勢いです。


話は変わりまして明日はこの夏最後の上映イベントです。いろいろあったよな?なんて感傷に浸る暇なく僕は「好き。」という短編の再編集に追われています。2001年の冬に撮影したこの作品。キャストはいつもの小田原メンツ。でも役者でない彼等の演技は最高に輝いている。この作品の彼等ほどリアルな演技をする役者を僕は知りません。って褒めすぎたな。

おかげさまでチケットも順当に売れ、前売りチケットSOLD OUT!という嬉しい結果に。いや?嬉しいな?。なんだろう、これは?DVD効果かな?キャンセルが猛烈に続出しない事を祈っています。

そういや、この前友達から「お前の文章や表現とかそういうのを、あからさまにパクっているサイトがあるよ」と言われ見てみましたが、そんな事は感じませんでしたね。そっちのサイトの方がしっかりしていました。なのに、なぜか友達の方がキレていました。そもそも文章や表現にパクリなんてあるんでしょうか??難しいですね。まぁ怒るなよY君。ブレイクブレイク、ハバーキッカー。

んなわけで明日頑張ります。

写真 僕の一夜の恋の相手 IZUさん
空想は無限大。勘違いな俺。素敵な声をありがとう。