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こんにちは。ご無沙汰しております。ちゃっかり24歳になりました、勝又悠です。最近めっきり夏になりまして、街を歩けばセクシーお姉さんや、キューティーガールに埋め尽くされておりまして、気分はすっかりサマータイム!!(MINMI)でございます。また今日もくだらないことを書きますよ。どーせ。

最近の僕はといえば、撮影があったり、撮影がない時は仲間とどんちゃん騒ぎしながら江ノ島目指したり、または、野方ホープ軒の神宮店にてこってりしたラーメンを食ったり、やまあつと我が家に初参戦したり、地震にびくついたり、大塚愛主演作品「東京フレンズ」見てなんだかなーと首をひねったかと思えば、泣いたり、発狂したり、おばあちゃんのカレーに涙したり、荒井秀之のバイト先の女の子(しかも全員!きれーに全員!)に白い目で見られたり、Def Techの新譜を爆音にしながら男だらけで唸ったり、マックのドライブスルーを歩いて利用したりと前代未聞な日々を過ごしています。

夏だからしょーがないです。そんなもんです、毎年。

誕生日プレゼントに荒井秀之にもらった大塚愛の主演作「東京フレンズ」ですが、大塚愛の演技という事で期待していましたが、たまーにひっぱたきたくなる時があります。大塚愛はかわいい。かわいい女の子がかわいい演技をすることはすごくたまらない事なのですが、かわいいルックス以上にかわいすぎる演技をしてしまうと一気にテンションがダウンします。まぁ、しかし、全編を通じて頑張ってる大塚愛が見れます。初演技とは思えないです。問題のキスシーンはまじで泣きそうになりました。いつまでもチュッチュしてんじゃねーよ!!!

そんなこんだで、先日小田原へ撮影で帰ったのですが、やっぱ居心地良すぎてずっといたかったです。故郷で過ごす時間は魔法の時間です。僕をいつでもあの頃の時間に帰してくれる。

僕ね、思うんすけど、あのまま小田原にいたら間違いなくもう映画なんて撮ってないと思うんですよ。

きっと、ふつーに仕事して、ふつーに車いじって、ふつーに酒飲んで、スロットやってると思うんです。もしかしたら結婚もしてるかもしれないなぁ。

でも、東京にはそれを全部引っくり返してしまうような力があって、仲間がいて、「いける」と思わせてくれる何かがあって。可能性はそこらじゅうに転がっていて、それは結構誰でも掴めるから、安心してしまう。

小田原から東京に出てきて初めて思ったことは、人の多さ。こいつら感情あんのかなーって、みんな変な顔して歩いていた。はかり知れない情報が転がっていて、調べれば調べるほどみるみる頭の中に蓄積されていく。

夜でも人が溢れ、そこら中で歓声があがって、目を閉じれば瞼の裏に焼き付くネオンの色。

東京にいるから、僕は夢を追うことができる。そんな気がする。こいつには負けらんねぇな。って思わせてくれる連中がたくさんいるから。そして、こいつらとずっと一緒にいたいなと思わせてくれる連中がたくさんいるから。

と、同時に東京は、東京という街は、消えてしまうことも簡単だ。きっと。雑踏の中人が一人消えても誰もうんともすんとも言わないだろう。そして、それすらも忘れて、みんなハッピーディズとか言って、その人を忘れていくんだ。

だからしがみついてなきゃ、置いてかれる。そんな不思議なスピードがある。


いつの間にか、そのスピードにも慣れたよ。
自分の足で歩いているようで、実は後ろからくる得体の知れない物体から逃げてんだろう、僕は、僕たちは、いつも。

東京をコントロールしてる人間がもしもいるならば、言ってやりたいね。

お前に踊らされてんじゃねぇ、こっちはこっちで勝手に踊ってんだ。

だから、小田原に流れる時間は心地よくて、甘えてしまいそうになる。後ろからの抑圧がない世界は、僕をスローペースで歩かせてくれるよ。

澄み切った大自然と豆腐屋のラッパの音と夕焼けこやけが、
いつも半そで半ズボンの蝉取りの僕に戻してくれるんだ。

いつもいつもいつも笑ってた僕は幸せだったな。
いつもいつもいつも楽しかった僕は幸せだったな。

時が経って、恋を知って、嘘を知って、闇を知って、罪を知って、罰を知って、
そして、早さを知って。


東京はいろんな事を教えてくれました。

きっと、小田原にあのままいたら知ることもなかった事ばかりだね。

泣いたり笑ったり怒ったり喜んだり、東京は毎日忙しいよ。マイペースの僕にはちょうどいいね。


明日は撮影!台風直撃の東京。ティンカーベルの想いはピーターパンに届くかな。東京で笑いあえるかな。

と、同時に大塚愛ライブDVD「コンドルのパンツが食い込んどる」発売!!
ドラクエ並に並びましょー!Let’s!ドンキホーテー!!