僕の今見るこの未来は少々贅沢なのかもしれないけれど。
どうしても、どうしても、届けたかった。
でもそれは、結局、届かなかった。
愛するもの、愛する人、愛する街。
全てが一致した僕の結晶は
飛び立つ事なく、極めて無事に着地した。
だから、どうか、もう声をかけないで。
だから、もう、慰めとか同情はいらないのだ。
結果が全て。
お願い、いつかその羽根を
もう一度バタバタやって
僕に夢を見させてくれるかな?
僕の全てを、また投影させてくれるかな?
その時が来たら、今の100倍かわいがるよ。
今の1000000倍愛するからさ。
ありがとう。
道を教えてくれた。
でもね、本当のところ、悔しさでいっぱい。
本当のところ、悔しさでいっぱい。
本当のところ、悔しさでいっぱい。
悔し涙が溢れて止まらないのだ。
俺は女の子しか撮っちゃだめなの?
俺はそれじゃなきゃダメなの?
たまには、変化球も投げたくなんべよ。
でもその変化球が俺のすべてで。
曲がった根性のまま生きたくて
敷かれたレールなんてぶっ壊したくて
高望みなんてしてなくて
ただあの街に届けたかったんだよ。
世話になったやつらに見せたかったんだよ。
それで冠掲げたかったんだよ。
どうしてもどうしてもどうしても。