2004年08月

夕暮れのスチームボーイ

047e72f1.JPG

今日は朝から下北沢へ。カーブの佐野さんと10月8日の上映イベントの際配付されるパンフレットに掲載されるインタビュー記事と対談記事の取材へ。2人で映画の事や音楽について語る。やっぱり佐野さんは親しみやすい優しさがある人だ。今回のイベントにお誘い頂いた事を嬉しく思う。素敵な作品を創らなくては。

それから下北をフラフラ歩いていると偶然にもレゴトラメンバーと遭遇。下北沢屋根裏でのリハーサルが終わったところらしい。それからプラモデル屋へ行ってマスオ(ギター)のマニアっぷりを堪能したり、シンジ(ドラム)のスターウォーズのスクリーンセーバーの似合いっぷりを観察したりしてから、なぜか「下北と言えば大戸屋」という事で大戸屋で飯を食らう。里見(ボーカル)が水をおかわりし過ぎにより、何度もトイレにかけこもる。大阪人の彼等いわく「東京のみそ汁は味が薄い」らしい。おまけに「どん衛兵の味も薄い」らしい。関西バージョン食ってみたいな。

それから天ちゃん(べース)と下北沢古着屋探索へ。夕暮れに染まる街を背に歩き回る。古着屋にて僕は「天ちゃんはピンクが似合うな」などとホモ映画の一コマのような言葉を吐く。下北沢の夕焼けを新宿2丁目のようなネオンに変えるような力を僕は持ってると確信。それから、将来の話やバンドの話、映画の話、オキシドールの話で盛り上がる。自然と関西弁が移ってくる俺。しかし、どう聞いてもエセ関西人のようだ。

6時になり、駅前にレゴトラのPVで出演してもらった女優さんのタッキーとマヤマヤを迎えに行く。僕がタッキーに昨日送ったメールが「明日は6時に下北沢駅南口に6時30分でお願いします」という意味不明なメールだったにも関わらず、タッキーは6時に来てくれる。すばらしい。

しばらくして日本人形系幕張不思議ガールマヤマヤも到着。今日はきちんとした格好だ(クラブチッタの時は麦わら帽子に白シャツという植木等スタイルだった)。マヤマヤが天ちゃんのTシャツを見て「そのTシャツは偽物だ」という何気ない一言により、事態は急展開。天ちゃんとマヤマヤによる「あっちむいてホイ」でしっぺ大会が始まる。下北沢南口がリングへと化す。マヤマヤの腕が真っ赤っか。ドンマイ、マヤマヤ。かなりヒートアップして来たところで、タイミング悪く今井ちゃん登場。登場して早々、みんなから「オキシドール」だの「新井薬師」だの「六郷土手」だの「もみさん」だの「やすひろ」だの「中野から家が近いからって調子にのんなよ」だの「バブリシャスばっか食ってんなよ!」だの「何がやっくんでした☆だよ!」などと、ものすごい勢いで罵声が浴びさられる。さすがに、今井ちゃんもしょっぱなからダウン。ヘロヘロになった今井ちゃんを抱え、ライブハウス下北沢屋根裏へと向う。

初めて入る屋根裏。評判には聞いていたがフロアの感覚が掴みにくい。今日は後ろの方でレゴトラを見る事にする。

そしてレゴトラ登場。次に東京へ来るのは9月30日だから約1か月、このステージが見れなくなる。目に焼付けておくべき光景。初めてレゴトラのステージを見た一年前。ニコニコしながら叫ぶ彼等の世界がすごく魅力的だった。初対面のアホ丸だしな僕に熱く語りかけてくれた彼等。そしてあれから一年後の今日。彼等はとてつもないライブを披露した。里見も天ちゃんもマスオもシンジも天下無敵だ。行く道に敵なんていやしない。胸の中に眠る衝動を唄にして声にして叫びにする。鳥肌ゾクゾク。時計の針が猛スピードでまわるあの感じ。どんどんレゴトラはステップアップしていっていると思った。ラストはまたしても「枯れ木に咲く花」。いつ聞いても名曲。だんだんとしゃがれて行く里見の声。汗まみれになってベースを弾く天ちゃん。黙々とただ黙ってギターに魂を込めるマスオ。力一杯体中でビートを刻むシンジ。永遠にこの時間の中に包まれていたかったんだ。この夢は夢のまま終わらない気がしたんだ、僕は。

ライブ終了後、People's Recordsの社長の足立さんと話す。デビューほやほやの16歳現役女子高生シンガーKEYNAさんのPVとレゴトラの新曲のPVを撮る事になる。どちらも絶対に素敵な作品にしようと思う。

そんな時にまたしてもタイミング悪く建川千乃がキャバ嬢なような格好で登場。シンジの怒りを思いきりかう。そして1か月後の再会を約束してレゴトラと別れる。この瞬間が一番辛い。今回は全国ツアーだから、まだいいが、以前は次の再会が半年後とか8か月後とかだったからね。がっちり握手。俺ももっとでっかくなって逢いに行くよ。


ボーカルの里見が「Straight Story」の演奏前に言った言葉。

「東京は。。。ここ下北沢は。。。見上げても星なんか見えなくて、でもここにはみんなの笑顔があって、それが僕らにとって星になるんです」

終電間際の下北沢。見上げても本当に星は見えなかった。くすんだ黒色のテントの下、まぶたを閉じて聞こえてくるメロディー。その歌声は何億万光年の時だって飛び越えて簡単に金メダルをとっちまいそうな何かを残して去って行く。サイコーにかっこいい事を彼等はさらりとやってのける。

8月が終わる。夏が終わって行く。虫かごに夢を詰込んだ日々が終わって行く。夜になり肌寒くなった事実に、僕はいつまでも目をつぶり続ける。


余談、PVチャンネル「JUICE TV」のLEGONIC TRAP「夢の絆」のヘビーローテーション放送が8月31日を持ちまして終了しました。なんでも大阪、神戸などではけっこうでかく展開してくれたそうな。見てくれたたくさんの方々ありがとうございました。


写真 男と女の狂喜乱舞のデスマッチin下北沢駅南口

僕を成長させてくれた場所と人

297037c9.JPG

DVD発送の方も一段落。新作執筆の方も順調。いつになく順調で怖くなる。結末はありきたりではなかろうか?観ている人を意外なところでびびらせて胸をキュンさせる事が出来るのだろうか?でもこの作品は自分でもお気に入りだ。今までにない感じだと思う。僕の新作はいつも通り女の子がキーとなる。慎重にキャスティングさせて頂きます。

レゴトラの新曲『距離を越えて、君を幸せに。』をかれこれ一日中聞いている。どこへ行くにも聞いている。眠る時もエンドレスリピート。なので起きたらすでにかかっている。切ない曲なので今日の寒い朝は本気で切なくて泣きそうになった。もはや生活の一部。最高に素敵な曲だ。ライブでやってくんないかな。生で聞いたら泣いちまう。これは。

随分とご無沙汰していたバイト先の居酒屋が今月で閉店するらしい。ショッキングな話だ。もはや社員の皆さんとは家族のようなものだったのに。こんな頭の悪く仕事の出来ない僕を最後の最後までバイトとして使ってくれた。ずっと温かい目で見てくれたんだ。聞くところによると、僕は開店史上最高の問題児だったらしい。入った当初はホールに出てお客さんに接客していた。注文を聞いたりお酒を運んだり、いわば例の「よろこんでー」もみたいな感じだ。しかし、ある程度慣れて来た僕は徐々に「バイトをしている」という感覚から「楽しむ為に来ている」という最悪な気持ちでバイトをするようになった。酔っぱらってセクハラする会社員さんを「日本一のダメ課長さん」と勝手にあだ名をつけたり、一人淋しくカウンターで酒を飲む人に向って「リストラの事、まだ気にしてるんですか?一日も早く奥さんに言わないと後で辛くなりますよ」と勝手にその人の人生を悟ったり説教したり、しまいには盛り上がってるお客さんに紛れて酒を呑んで酔っぱらい、そのまま眠るという、普通ならクビにされるべき事までやった。そして僕はホールから厨房へと移らされた。しかし、ここでも僕はまったくダメだった。生焼けの焼き鳥をそのまま出したり、2本のなんこつを焼くのに10本黒こげにしたり、一度落ちた豆腐で厚揚げを揚げたりした。こんな僕を最後まで使ってくれた板長さん、社員さん。本当にありがとう。何回も怒られて何回もヘマして、それでも最後まで見捨てなかった板長さん、社員さん。本当にありがとう。

僕が初めてまともに焼き鳥を焼けた時、味見をした板長が「勝又君、俺感動だよ。やっと出来るようになったじゃん」って。いえいえ、あの後その言葉に感動した僕はこっそり便所で泣いたんです。初めて褒められて本当に嬉しかったんです

そんな思い出が詰まった場所が一つなくなる。いつまでもあの味を、あのクソ暑い厨房を、なぜかいつも僕の役目のドブ掃除も、バイトの女の子に実はずっと軽蔑の眼差しで見られていたホールでの淋しい夜も。全部忘れないでいようと思う。

もうすぐ、みんなはバラバラになるけどもいつかまた僕が焼き鳥を焼いたら真っ先に食べてもらおうと思う。板長や社員さんや、あの店で働いていた全ての人に。

だから それまで、「仕事の出来ない、映画監督のバカ勝又君」を


忘れないでいて下さい。




写真 DVDはもうすぐお手元に届くと思います。僕の愛する子供達は偉そうに「岩井俊二コーナー」の前で面置きで陣取っています。

2002年3月6日の奇跡

2c867d05.JPG

一睡もせずに朝6時、映画「クイール」を見る。盲導犬クイールと目の見えない御主人様の話。感動だ。泣いたよ。号泣だよ。こんなに嗚咽をあげて泣いたの久しぶりだ。

それくらい良かった。良かったという言い方はおかしいかもしれない。ただ泣けた。

クイールはさ、余命わずかな御主人様をずっと待っていたんだ。病院には入れないから、ずっと別の場所で待ってて3年ぶりだっていうのに、クイールは御主人様を覚えてて、ワンワン吠えて。そんで30mだけ一緒に歩いてさよならしたんだ。永遠のさよならをしたんだ。御主人様はうっすら自分の限界に気が付いていて、30m、たった30mしか歩けなくて「もう無理です」って。クイールは不思議そうな顔してさ。でも御主人様の顔はなぜか嬉しそうでさ。

目の見えないご主人様はきっと誰よりもクイールの事を愛していたんだ。

それから数日後に御主人様は亡くなって。あん時と同じ顔のまま棺の中花束に囲まれて、クイールもあの時と同じようにただじっと見つめてる。

人が無意味に死んで行くような国にさ、それでもオリンピックに染まってしまうこの世にさ、こんなに温かい映画があるんだよ。そんな映画が日本にあるんだよ。僕はすんごいそれを嬉しく思った。日本人バンザイって素直に言えるよ。

余談だけど、僕のお爺ちゃんは2002年3月7日に亡くなった。僕のおばぁちゃんの誕生日3月6日の次の日。

2002年3月5日の時点で医者に「今夜が山場です」と忠告されたのにも関わらず、おじいちゃんは病院の治療室で完全に意識や呼吸がないのになぜか鼓動だけは止まらなかったんだと。ずっとずっと止まらなくて遂には3月6日まで続いて、おばぁちゃんの74歳の誕生日の2002年3月6日という一日、おじいちゃんは鼓動でハッピーバースディを歌ったんだと僕は今でも思ってる。医者も「こんなケースは初めてです」っていうくらいそれは珍しい事らしい。それで「山場」から2日過ぎた3月7日におじいちゃんの鼓動は少しずつ止まっていった。ケーキに灯ったロウソクが溶けて行くように。おばあちゃんの誕生日をおじいちゃんは覚えていたんだ。忘れるわけないよね、世界で一番愛しい人だもんね。おばぁちゃん今でもその話を僕が実家に帰る度にしてくるよ。その顔は初恋の女子学生みたいですごくかわいいんだ。それから僕は愛の奇跡を信じてる。こんな素敵な話は奇跡としか言い様がないからね。

クイールと御主人様のやり取りを見てたらなんだかおじいちゃんとおばぁちゃんのやり取りを思い出した。ケンカばっかりだったけど、いざケンカする相手がいなくなると悲しいし淋しいもんね。

おじいちゃん、僕はおじいちゃんの大好きな深作欣ニ監督になるよ。おじいちゃんの大好きな菅原文太で青春映画を撮ってみせるよ。でも主役は宮崎あおいちゃんだよ。そこだけは笑って勘弁してね。顔くしゃくしゃにして笑って勘弁してね。




その後の打ち合わせ。僕は大遅刻。プンプン怒るプロデューサーを前にして「クイールみて感動して遅れました」なんて言えないから、僕はこう言ったよ。

「道を歩いていたら小汚い盲導犬がいてさ、でもソイツの足跡は世界一綺麗でさ、興味本位でたどったら道に迷っちゃったんだよ」


ケンカばかりの僕達もいつかお互い淋しくなる時が来るのかな?

DVDに追われる不思議な夢

1188cc33.JPG

今日は朝8時起床。朝日を浴びながらのDVDオーサリング作業やパッケージ組み立て作業の合間を縫ってレゴトラ東京ライブ2日目に行って来た。場所は渋谷GIG-ANTIC。恐ろしくパンクなバンド達に紛れてやんちゃなレゴトラが出て来た。結果から言ってしまうと今日のライブは今まで見たレゴトラのライブの中で一番良かった。なにせ本人達がサイコーに楽しくやっているんだもの。それを否定する権限なんて誰が持っているというのだろう。それくらいメンバーみんな笑いっぱなしだった。素敵で無敵な笑顔。チョコチョコとセットリストが変更されるなどアクシデントはあったものの最高の出来だったと思います。昨日もらった新曲も早くも僕の新作の主題歌に決定。素敵な映画つくらなきゃ。今日はどこいってもその曲を聴いていたのでもうすっかり歌詞なんても覚えてしまいました。

その後、家に帰り作業再開。まさかDVDこんなに売れると思っていなかったので、かなりテンパっています。今週全然寝てないな。多分総睡眠時間4時間くらい。いいかげん寝たいです。

今年はもう休もうと思っていましたがおそらく休めません。10月、11月、12月と上映予定が入っており、しかも全て新作という過酷な条件。年明けから着手しだした「イルカの唄」から2004年は始まり、いつになく働いた一年になると思います。頑張りましょう。

そういえば、今日最高に嬉しい事があった。実はまめに見てる某アーティストさんのサイトがあって、そのサイトのBBSで僕の映画について宣伝してくれている人がいた事。僕の作風がそのアーティストに影響を受けているのみんなわかってるんだなーと少し恥ずかしくなって反省もしました。これを見ていますでしょうか?投稿者ナナさん、ありがとう。心から嬉しかったです。


写真 これがDVDジャケット。制作KitaDesign。おしゃれなジャケットをありがとうございます。

川崎クラブチッタ散った唄

c27b3e18.JPG

最近はDVD発送作業や新作執筆作業等で多忙な日々を送っています。毎日つけると豪語していた日記も日が空いてしまいました。ごめんなさい。

DVDで「ジョゼと虎と魚たち」をまた見ました。また泣きました。また切なくなりました。傷付く側と傷つける側。辛いのはどっちでしょう。両方辛いです。なんてたって世界が一つ閉鎖されるんだから。閉鎖された世界は二度と開園することはありません。もしよりが戻ったとしても、世界は新しいスタートをきるのです。「これを言ったら傷付く」というのがわかってて、やむを得ず発する傷つける側の言葉。それを言う瞬間が一番辛いと僕は思う。前に進むためには仕方がない事だけれど。その度にみんな後ろを振り向く事を完全否定するんだ。その言葉を言われた方は閉鎖した世界の中に幻を見る。返事のしない背中に必死で言葉を投げかける。沈黙だな。沈黙なんだ。もうその世界は死んじまったよ。そのなかで相手の幸せを願うなんて、奇麗事かもしれないけどそれはやっぱり立派なことだ。そんな事を思った。

川崎クラブチッタでLEGONIC TRAPのライブを見て来た。すさまじくでかいステージで歌う彼等はかっこよかった。アルバム「SOULMATE」にも入っている曲「枯れ木に咲く花」。名曲だ。こんなフレーズがある

「投げ出した夢を背に」

俺も役者の仲間もインディーズ監督仲間もLEGONIC TRAPもいつか夢をあきらめてしまう時が来てしまうのだろうか?中途採用で面接を受けスーツを着てしまうんだろうか?作業服着てせっせと工場で汗を流す日々が来るんだろうか?そんなのごめんだよ。必死で歌う彼等を見ていたら満員電車に揺られ、映画を忘れる自分がたぶって見えた。悔しかった。最高に悔しかった。いつの間にか涙が出て来て、終盤はあまり彼等の演奏が見れなかった。

帰りにメンバーの天ちゃんにレコーディングしたての新曲のCD-Rをもらった。家に帰って聞いたらなんとも切ない曲だった。素敵としかいいようがない遠距離恋愛の曲。メールや電話でしか交わす事のない言葉たち。いつかは届くのかなぁ。いつかは面と向って言えるのかなぁ。片道の恋だっていいんだ。思うだけの恋だっていいんだ。毎日水をあげて、明日の予定や今日の眠る時間を気にする事なく思い続けて、それでいつかはつぼみは花となる。そしたらもう、にこっと笑って口づけするだけだ。長い月日や年月をかけて口づけするだけだ。

そう思わせてくれた。新曲。

これから渋谷GIG-ANTICでレゴトラ2日目を見てくる。今日も泣くぞ。俺は。


写真 川崎クラブチッタ近くの七色タワー。七つの想いが塔を立てる。

戦慄の膝小僧

4989798f.JPG

今日は撮影だった。今回は監督としてではなく、初めて役者として現場に行った。監督は関東の映画団体「国語ピアノ」さんとゆかりのあるミミズ監督。

こんなエロ坊主な僕を役者として使いたいと言って来てくれた監督さんや、国語ピアノの皆様、ありがとうございます。

今までずっと思う事があった。それは「映画を監督はしても、絶対に映画には出ない」と言う事。演技のプロでもない僕が、役者に演技をつける。なんだか随分と監督ってポジションはデタラメだ。だから、僕が映画に出演して、そこで演技をして、今まで僕が演技を付けて来た役者さん達に「あんだけ偉そうに言っておいて、演技下手ですね」なんて言われたら、もう逢わす顔すらない。だから、今まで「僕に演技は出来ませんから」とうまくごまかして来た。しかし、ミミズ監督は違った。脚本の冒頭に記された文字。

「この映画を、偉大なるミミズ研究の博士にして 僕の優しいひいおじいちゃん ミミズ博士に捧ぐ」

ミミズ監督はもちろん「ミミズ」というのが本名ではない。素敵な本名を伏せて自らを「ミミズ」と語るにはこんな理由があったんだ。涙がこぼれてきそうだった。

なので僕はミミズ監督の依頼を快諾した。そこに熱い思いと背中に背負った物を感じたからだ。


初めて「役者」として入る現場は新鮮だった。「役者」から見る「監督」。一つわかった事。「監督」はビシっと堂々としていなくてはならない。役者はそれを信じるしかないのだから。優柔不断の監督に誰が付いて行くのだろうか?自分の監督っぷりを思い出し情けなくなった。ミミズ監督は終始自信に満ちあふれていた。かっこよかった。

共演の勅使河原結(てしがわら ゆう)ちゃんはピチピチの18歳。微妙な関係で終わる僕達の関係。うまく笑えない女の子を上手に演じていた。

僕はというと台詞が一言もないので、顔での演技のみ。変態な笑顔をカメラに記憶させた。クランクアップの瞬間。これはたまらねぇな。と思った。最高に嬉しい。全身の力が抜けて行く。それと、自分の演技で「OK」が出た瞬間。これは監督には味わえない特権だ。

それから休憩を挟み、次は磯部監督のショートストーリーの撮影。共演はまたしても勅使河原結ちゃん。お花を見つめる結ちゃんを、見つけ微笑むシーン。僕のエスカレートした変態な笑顔に、磯部監督は

「勝又さん、ちょっと。。。顔が。。。エロいですね。。。エロいんですよ。。。はい。。。」


ごめんなさい。磯部監督。僕は何テイクもNGを連発してしまい皆様に迷惑をかける。
そしてやっとこさ全カット終了。役者として僕はきちんとそこに存在したのであろうか?完成が楽しみだ。1カットだっていいんだ。今日の僕の生きた証がそこに残されるのであれば。

その後、国語ピアノ代表の芝西さんが運転するベンツで原宿にあるPG-HOUSEへ。打ち上げはたこ焼きパーティー。ただのたこ焼きではなく、通称「闇タコ」。僕は見事「ケロック コーンフロスト」が封入されたたこ焼きを食べてしまい気分が悪くなる。

今日は有意義な一日だった。役者として自分がそこに立つ事で気が付く事がたくさんあった。役者さんはなんてすごいんだろう。今まで僕のいい加減な監督っぷりに付き合ってくれた皆様はさぞかし大変だったろうに。本当にありがとう。そしてこんな僕を役者として使ってくれたミミズ監督、磯辺監督、本当にありがとうございました。2004年8月23日。今日僕は一歩成長出来ました。

実は今日撮影した2作は僕の作品も参加する某ビックイベント(11月開催)にて上映されます。詳細は決定次第発表します。


写真 2作品で共演した勅使河原結ちゃん。ほとんど初対面の僕に「HPを見て、映画を見て、勝又監督にいいイメージを抱いていたのに、逢って話したらイメージダウンですね☆」という何とも切なくプリティーな一言を残した演技派女優。目の演技が上手で、あらゆる現場に引っ張りだこです。出演作に「北の零年」。すげーな、おい。

環七ストリートファイト2004

fdcc46f9.JPG

今日は癖っ毛大魔王改めクルクルキング、荒井秀之と梅島ゆーことぴあにRumlinaのライブを見に行って来た。Rumlinaのボーカルのちさちゃんは、僕の映画を見てとてもとても、すんごく温かい感想を残してくれた心優しいお方。本当にこういうのはありがたいし嬉しい。

ライブハウスに着く前に、僕と荒井秀之は屋台でラーメンを食らい、ニンニク臭くなる。荒井秀之の恋バナを聞いて切なくなる。この世にここまで切ない男がいていいのだろうか?この世に幸せを持て余してる連中は腐るほどいるはずなのに。不公平だ。熱い語りで時間は一刻と過ぎ、締めの一言は「まずはストパーだ!ストパー!」

Rumlinaのライブは圧巻だった。明らかに他のバンドと勢いが違う。ステージの上で激しく動き回るちさちゃんは最高にかっこよかった。隣で荒井秀之の肩が揺れていた。しかし髪だけは揺れていなかった。さっきの話を思い出し、Rumlinaの奏でる音楽がBGMとなり、泣けてくる。

Rumlinaの皆さん。最高にプリチーでかっこいいライブをありがとう。今夜も耳鳴りは鳴りっぱなしだよ。でもこれは心地いい耳鳴りです。

それから僕らは今井ちゃん(「イルカの唄」で「お前にやったら、騙されてもええ」という決め台詞を残すも、本当に騙されてしまい、おまけにラストシーンではパンツ一丁でうずくまり涙を流すと言う名演技を披露して多くの観客の涙と同情を誘った名俳優)と合流し、大好きな高円寺へ。

韓国人がテキパキと働く牛丼太郎で牛丼を食べた直後。事件は起こった。荒井秀之をO-157並の腹痛が襲い、僕らは大混乱。一触即発の空気が流れ、騒然とした空気が流れるも荒井秀之が涙ながらにトイレを探し出し、なんとか一命は取り留めた。それから3人はスーパーでグミを買って公園へ行くも、なんとも不自然な格好で寝転がるカップル達と遭遇。気まずいので僕らは帰る事にした。

帰りの車の中で、今井ちゃんが「帰りたくないよ?」と涙ながらに訴えるも、僕と荒井秀之は今井ちゃんを迎えに行った時1時間も待たされてしまったので、その意見は受け入られなかった。しかも遅れた理由を聞くと「吉牛で寝てしまった、やっくんなのでした☆」といつものように無駄に明るく振る舞い、荒井秀之の怒りを誘う。

そんなこんだで高円寺を後にした。いつ来ても、何年経っても、大好きな街高円寺。フォーエバー。夏にしては肌寒い夜、僕らのハートはぎんぎんだ。


写真 環七沿いの屋台でラーメンを食らう荒井秀之。環七を見つめながら食ったラーメンは最高にうまかった。

僕はこうして大人になっていくんだ

2f948961.JPG

今日は勝又悠の歴史上一番空しい夜だった。空しいを通り越して最高に切ない夜だった。

2004年8月21日 今日は二子玉川花火大会。
二子玉川から我が家はそう遠くなく、おそらく家にいたら「ドン!ドン!」と夏の魔物が俺の家をノックするに違いない。そんな事を考えた俺は奇策に出た。恐ろしく無鉄砲で無茶で非常に理解しにくいその計画。必死で俺は走った。中学生の衝動のような俺の走り。誰か褒めてくれ。

気が付くと俺は二子玉川にいた。浴衣だらけのその場所。祭りばやしの笛の音。今宵の月は最高に美しい。カップル達がやがてくる鉄砲の音に胸を膨らませている午後6時45分。後悔したさ。自分のあほな衝動に憎しみさえ覚えたさ。でも家にいた方が空しい、ここまで来た俺は立派な勝ち組だ。そんな事を考えていた。

午後7時。河原の向こう側。黒い水に映る七色花火。心臓が揺れる。魂が抜きとられていく。今年初めて見た花火大会。女の子とじゃなく、友達とじゃなく、たった一人で見た花火大会。俺の2004年を象徴していると思った。最初こそは気分良く花火を見れたんだ。

しかしだんだんと赤く染まりゆく空が今の俺にはグロテスクに映る。横でカップル達が「キレイだねー」なんて話す花火は全然綺麗なんかじゃなかった。次々と空で爆発する戦闘機達。第3次世界大戦が始まっても彼等は「キレイだねー」なんて言うんだろうか?なんて極めて意味不明な事を思う。連発だ、今度はどらえもんだ。月より綺麗だ。星が散って行くよ。流れ星みたいだ。カップル達よ、ここは君たちのステージだ。最高のイルミネーションなんだぜ。

中盤に差し掛かり、いちご味のかき氷を手に持った浴衣姿の黒目の女の子が「良かったら一緒に見ませんか?」なんて声を掛けてくるなんて、そんな夢のような出来事は一切なく、ただ物語は王子様とお姫様の幸せに向って突き進む。

露店のチョコバナナの匂いが痛かった。それを食ってる女の子の笑顔が痛かった。そしてなによりも視線が痛かった。実は男だけで来ている集団や女の子だけで来ている集団の視線が一番痛い事に気がついた。「俺らより空しい奴がいるよ」なんてバカにされている気分だ。ちきしょう。じろじろ見んなよナンパ軍団。しかしながら俺は彼等の健闘を祈る。


そんなこんだで午後9時。やっとショーは終焉を迎えた。正直中盤に差し掛かってからずっと「早く終わってくれ」と思っていた。キダム並に人々を魅了したサーカスが今終わり行く。さようなら二子玉川。

車を止めた怪しげな空き地に向う。やっぱり前見ても右見ても左見ても後ろ見てもカップルだらけだった。浴衣の女の子の下駄の音が胸に響く。その音は花火みたいだなぁ。こいつらは当分の間2004年8月21日を胸に刻むんだろうなぁ。何年付き合っても、明日別れるとしてもこいつらの中に、2004年8月21日は素敵な思い出として鍵を掛けられるんだ。

帰りの246の異常な混雑具合。放心状態の俺は何回もおかまをほりそうになる。あぁ切ない。最後の最後まで切ない。

家に帰り、「このままドアを開けたら、俺は完全に負け犬になるぞ」という神の暗示。自動販売機でコーラを買って近くの丘みたいなところに登る事にした。今考えると俺は十分立派な負け犬だ、ドアを開けても開けなくても、俺は負け犬だ。

空は赤いままだった。夜景は油絵のように綺麗だった。コーラ飲んでゲップを繰り返す俺とは大違いである。

俺は今日の事をいつか必ず映画にしようと誓った。誰の為でもなく、自分の為に。生まれて初めて一人で行った花火大会を笑って思い出すわけにはいかない。これは立派な事件だ。というか笑えない。

こうして俺は映画を撮ってんだな。こうして俺は大人になっていくんだな。一生忘れない、今日の花火の色、音、匂い。周りのカップル達の溢れきった幸せ、それを拾って持ち帰った夜。

いつか子供が出来て、一緒に風呂に入って股間を隠すようなお年頃になった時。俺は今日の事を話そう。湯船につかりながら、全部を話そう。


「パパは一人で二子玉川の花火大会を見にいった、どうしようもない男なんだ。そんでもって花火を見ている最中、ずっとママの事を想っていたんだ」


そんな日々がいつか来る事を願います。


写真 246は今夜カップル達を星の向こう側まで運ぶ「幸せ道路」となった

初めてタンクトップを着なかった日

f4edef38.JPG

今日は、下北沢シネマボカンに周防美佳が出演しているという野村俊介監督作品「My Little Bag」を見て来た。

初めて客として入るシネマボカン。そしてスオウの作品。なんだか緊張しちまうぜ。

入ってシネマボカンオーナーの渡辺さんに挨拶。聞くところによると、シネマボカンは2005年から大改装するらしい。楽しみだ。

しばらくして、野村監督が挨拶して来てくれた。実は野村監督は「朝がくるまで」や「イルカの唄」などをわざわざ見に来てくれた心優しき青少年なのだ。いつかしっかり話してみたいなーなんて考えていたから嬉しかった。丁寧な物腰と笑顔が凛々しい野村君。いつか一緒に何かしたいな?なんて思う。

そして上映開始。丁寧な言葉の羅列と、丁寧な編集。僕より一つ下で、しかもこれが初監督作品とは思えないほどだった。俺もうかうかしてらんねぇななんて思う。

しかし、この映画のキャストは美男美女揃いだ。水谷征二さんなんて男の俺から見ても惚れ惚れしてしまう。西誠二さんの笑った顔がなんと素敵だ。羨ましい。俺の次回作で晴れて役者デビューを飾る荒井秀之(癖っけ大魔王 改め クルクルキング)とは大違いだ。

その後、一緒に観に行った脚本家さんと「餃子の王将」で飯を食べながら今日の映画の事を話す。自分以外のインディーズ映画について語るのはなんだかすごい変な気分だ。インディーズといえど、今はかなりレベルが高くなって来ていると思う。その中で生き抜いて、抜き出るのは至難の業だ。俺もまじで頑張ろうと思う。

その後脚本家さんと別れ、渋谷で小倉優子のCDを買おうか買うまいか悩んでいると、急遽今井ちゃん(「イルカの唄」で人間業とは思えないラーメンの吸い込みっぷりを披露した伝説の役者さんです)と逢う事に。

一行はいつもの調子で居酒屋へ。生一杯で盛り上がる。途中今井ちゃんが30分くらい一人で居酒屋に取り残され、店員や客に冷たい目線を浴びるという思いも寄らないアクシデント発生。なんとか、そこを切り抜け、酔っぱらった僕達は思い出話に花を咲かせる。

明け方が近付いて来て、周防や野村監督達御一行と合流。渋谷でラーメンを吐きそうになりながらも食らう。そこで役者さんの西誠二さんと話していて気が付いた事。なんと西誠二さんはとあるオーディションと今井ちゃんと一緒になり、殺される役を命じられた今井ちゃんはなんと痙攣して泡まで吹くという壮絶かつ名演技を披露し、西誠二さんを驚愕させたらしい。さすがだよ、今井ちゃん、俺の目は間違ってなかったんだ。それでこそハンターだ。

それから、僕らは小室哲哉のそっくりさんを見つけてキーボードを引くふりをしたり、掃除をしているおばちゃんに敬礼をしたりして、カラスが舞う朝の渋谷を後にした。


俺もそろそろ新作に本腰を入れ泣けなければなーと痛感した一日でした。

写真 心優しき野村俊介監督の初作品「My Little Bag」フライヤー

恵比寿ガーデンプライスレス0円

49b0e11c.JPG

今日は打ち合わせな一日でした。初めて行った恵比寿ガーデンプレイス。何もこんなオシャレなところで打ち合わせしなくてもいいじゃないかよプロデューサーさん。金持ちみたいな人々がこぞって手を繋ぐ。夜になりライトアップされたそこは、なんてロマンチック。ただのベンチさえも神秘的に見えるから不思議。

新作の予算決め。はっきり言って「それはそれで素敵だった」も「イルカの唄」も大幅にコケた。それもそのはず、上映劇場が予想より小さかったからだ。そして俺はその度にプロデューサーに頭を下げる。すいません。唯一、STROBO RUSH史上黒字を記録してプロデューサの目に涙を浮かばせた「七夕哀歌」の話題でなんとか気分を変えようとするが、「ああいう季節もんはウケルもんなんだよ」とポツリ。やっぱりこの人はシビアだ。かっこいい。一生付いて行くぜ。

そして新作の予算。いつもより0が一つ少ない。究極の低予算。これじゃ中学生のお小遣いじゃねーかよ。しかし何も言えないのが悲しい。思わず動じないふりをして「これでも大丈夫だよ」と言ってしまった。あちゃー。頑張るしかない。頑張ろう俺。

一杯1000円もするコーヒーを飲んで腹を壊した僕は「せっかくこんなオシャレなとこ来たんだから映画でも見よう」と提案。そしてプロデューサーの一言「面白い映画見ようぜ」しびれた。何も言えなかった。その言葉に隠された深い意味を俺はよーくわかった。かっこいい、一生付いて行くぜ。

そんなわけで「華氏911」を見ようと思ったら何と全ての時間のチケットSOLD OUT。そこでまたプロデューサーの一言「誰かさんの映画とは大違いだな」またしてもしびれた。こいつはやっぱり強敵だ。そんなわけで「白クマになりたかった子ども」という子供向けのデンマークのアニメ映画を見た。隣でキャラメルポップコーンを頬張るプロデューサー。次は何を言うんだろうとドキドキ。気が付いた事、彼はいつもサングラスをしている。映画を見る時くらいとればいいのに。でもつっこめなかった。つっこんだら彼の高速回転の頭脳により300倍になって返ってきそうだからだ。そして映画は非常にわかりにくい映画だった。クマがかわいくない。音楽が怖い。女の子がかわいくない。これじゃ子供達が泣いちゃうぞ。俺はこの映画を選択した事を後悔した。そこでプロデューサーの一言「こういう映画が受けるんだよ」了解です。プロデューサー。来て良かったですね!

そんなこんだで、恵比寿ガーデンプレイス内を漂流。キョロキョロと田舎者のように周りを見渡す俺と、まっすぐ前を見つめて歩くプロデューサー。格好からいって違う。彼は高そうなスーツを身にまとい、腕には金の時計。ほのかに香る香水の匂い。足元は世界のグッチ。なんてたって「散歩」と言って沖縄まで行ってしまう男。俺はというと、この夏、いつも同じ格好なタンクトップにハーパンにサンダル。腕についているのは、ピストルズに憧れて買った鉛ブレス。なんだか自分がコジキみたいに感じた。「いつか女の子とデートで来てみてぇな」という何気ない僕の一言に「そういう事は次の作品で黒字を記録してから言え」おっしゃる通りです。僕にはやっぱりドンキホーテーとヤマダ電機がお似合いでした。

それにしても胃が破裂しそうな時間だった。こういうのをストレスというのだろうか?まぁ今は頑張るしかない。黒字出してプロデューサーをうならせてやる。

家に帰り、インスタント焼そばの「俺の塩」を食べた。吐きそうになった。どうやら俺の体は完全にインスタント食品を拒絶している。昨日食べた「スーパーカップ みそ味 夏の大増量中」を食べた時も吐きそうになってほとんど食えなかった。これはまずい。これは明日から「ご飯ですよ」にシフトチェンジだ。

ゴイステの「夜王子と月の姫」をエンドレスでセットし枕元に石原さとみ写真集「ファースト写真集」を置いて、赤ペン持ちながらフロムAを読み眠りにつく。

むなしい日々あっぱれだ。

福原愛ちゃん ほっぺに金メダル

419cadaa.JPG

今日は最高に暑い。扇風機から運ばれてくるのはもはや温風。まったく意味がないな。こりゃ。

今日のサッカー日本VSアルゼンチン。しょーもない試合だったけど、一つ感動した箇所があった。2点ビハインドの後半28分、鈴木のゴール。やっと出た。いつもなら喜んで走り回るはずが、それは昔の鈴木。ゴールを決めた直後もただ黙って前を見つめる鈴木の姿は最高にかっこよかった。頑張れ、鈴木。ガンガン点とれ。

今は相変わらず「それはそれで素敵だった」のDVDに入れる特典映像の編集に追われています。むちゃむちゃ豪華です。まずは予告編+未公開シーン+NG集+使われなかったエンディング+使われなかったモモちゃんの「答え」+メイキング「それはそれでそこそこ素敵だった小田原の夏2003」(30分)+出演者インタビュー(全員)+「LEGONIC TRAP×それはそれで素敵だった 感動の初対面in新宿歌舞伎町GOAILフォトギャラリー」、音楽キャプチャー、となっています。全て出し尽くしています。11月20日から発売開始します。よろしくお願いします。

オリンピック、女子バレー初勝利。大友バンザイ。しかしその影で福原愛ちゃん敗退。いつもなぜか泣きそうな顔がたまらなくプリティーだったんだけどな。でもまだまだ時間はある。北京で金メダルを!

新作の脚本の執筆もある程度進んでいます。9月に2作撮影するのですが、1作は脚本家さんに書いてもらっているので僕が書くのは一作。僕の方のテーマは「夏の夜」。そのまんま。男達と女達の夏の夜の話です。少しだけ初恋の匂いがします。


写真 ウィニングイレブンだったら日本はアルゼンチンにだって勝てるのにな

夜王子と月の姫

96de9494.JPG

ご無沙汰しておりました。昨日まで故郷で遊び尽くしてきました。

お盆っていう事で帰省ラッシュで大渋滞in東名高速道路。一睡もしないで明け方を狙って帰ったのですが、普段1時間ちょいで着くはずが3時間くらいかかりました。着いてそのまま海へ行ってBBQ、温泉、ボーリング、呑みといつものように体を駆使して遊びまくりました。しかし、トラブルはつきものです。一日目にして財産を全て消費しました。調子に乗った罰です。最後の呑みの金がなくなるという最悪の事態。どうしようか最高に悩みまくり、小田原の別の店で呑んでいる別の友に必死で電話して「金をかしてくれ」と俺。初日からさんざんです。

温かい友人に恵まれ、なんとか居酒屋を脱出。ありがとうヒロシ。いつまでも優しいな?。返事一つでためらいもせず無職の俺に金を貸してくれた友人に感謝。まじでいい奴だ。

泡盛でベロベロになった俺は次の日、夜まで寝てそこからナイトドライブタイム。中学校時代の悪友を捕まえて潮風香る鎌倉へ。彼の名は豚ゴリラ。彼は血の気が多く、営業中の高級ホステスに逆切れする始末。かなりヒートアップしてきたところで、居酒屋へ。そこで発覚した事、なんと彼は現役女子高生と付き合っている。涙目の僕に「女子高生は最高。制服で腕なんて組まれた日には生まれた事を感謝するよ」ファックだ、豚ゴリラ。ちきしょう。波の音が聞こえるオシャレな居酒屋で俺は延々と「女子高生あかねちゃんと豚ゴリラの恋愛日記」を聞き続けた。
そしてそこでも泡盛を食らってベロベロin鎌倉由比ガ浜。居眠り&飲酒運転の豚ゴリラとともにビリヤードへ。しかし、視点も定まらないのにビリヤードなんて出来るわけがなく、はちゃめちゃな玉付き。朝がくるまで僕らは棒を振り回し、玉を付き続けた。周りのカップル達の嫌な顔。

そして次の日は夜から友人ボブサップの家でオリンピックサッカーを見た。ボブサップの腹を枕にして大久保にエールを送った。しかし、イタリアは強かった。あれこそ世界レベル。もしかしたら日本はA代表で戦っても負けてたかもなー。終了間際の高松のゴール。そして時間稼ぎと言わんばかりゴールネットに入ったボールを抱え続ける相手キーパー。そこに突進する大久保嘉人。あのプレーに魂をみた。日本は君がいる限り強くなるはずだよ。そして、タイムアップ。日本サッカーのオリンピックは終わった。予選敗退。メダルどころか予選すら突破出来なかったけど、はっきり言ってA代表の試合より遥に面白かったよ。同年代だからかもしれないけれどすごく見ていて鳥肌がたった。最後に闘莉王と大久保が見せた涙はアテネを越えてドイツの甘い夜に滴り恵の雨となるはずだ。若きイレブン。心に金メダル。

一睡もせずに次の日は、「それはそれで素敵だった」で意外なモテモテラインに乗ったナツキこと長浜谷亮(ながはまや りょう と読みます。長浜ラーメンとは一切関係ありません)と雨上がりの海へ。小学生だらけの海で必死で泳ぐ男2人。しまいには小学生の浮き輪に助けられる始末。それから温泉、全裸の僕らは中学生の修学旅行並みに股間を隠す。その理由はここの温泉、女湯からは男湯が丸見えらしい。ひどいつくりだ。中には「品定め」をするギャル達もいるらしい。それもしらずに股間全開でうろつく若者たち。デートで来ちゃ行けないとこだな、ここは。そしてパチンコ。パチンコ屋のおねぇちゃんの首の色と顔の色が違う。無理があるよ。もう。長浜谷亮が後先考えずに全額投資。俺はというとパチプロぶって騒音防止の為に耳に詰めたパチンコ玉がとれなくなるというアクシデント。泣きそうになった。

そんなこんだで映画の事を忘れ遊びまくった数日間。今、夏がやっと終わる。自分の体より明日の天気と気温の方が重要だった数日間。次はいつ帰れるかわからないけれど、当分僕の中で小田原は夏の街だ。海、小田原城、ヤンキー改造車、くそまずい海の家のラーメン、時代遅れなギャルの群れ、砂だらけの海パン、泡盛、朝早い牛乳配達の少年、盆踊り、暴走集団、いつもより高い波、豚ゴリラの恋、わがままなあかねちゃん、くわがた採りの蜜の味、深夜の駅前のナンパ待ちガールズ、砂浜に書いたラブレター、10年後と交信出きる貝殻、アテネを映し続けたオンボロアンテナ、サマーな風、雲に隠れたお陽さま、温泉、ビリヤード場の愛想の悪い店員、ぬるいビールの味、俺のアホな写真たちを「有名になったらフライデーに売る」と豪語した仲間達。いつまでもそのままでいておくれ。ずっとそのままでいておくれ。俺も変わらないから。



いつまでも愛しています。

写真 2004、小田原の夏

男臭さブチギレnight in よみうりランド

2d712ee4.JPG

今日は「イルカの唄」で人並みはずれたモミアゲのねじり具合を披露した今井ちゃんと、毎度シネマボカンでの上映の際おサムイMCで観客を失笑させるオレンジボール(インディーズのフォークユニット)の荒井秀之と3人で江ノ島の海に行く。はずだった。

しかし、俺と今井ちゃんが寝坊。3人が我が家に集合し気が付いたらもう昼。それからなぜか今井ちゃんがDVDを3本立てで見やがり時間は刻々と過ぎる。無鉄砲な3人は金もないのになぜか「よみうりランド」を目指す。行き当たりばったりだ。調子良くポンコツ君をかっ飛ばしよみうりランド到着。俺は調子に乗って片手運転で駐車。白線を大きくはずれたポンコツ君。

金がないのに、プールへ入ろうとする。しかし金がないので無理だった。しかも俺たちは海パンすら持っていない。本気でパンツで泳ごうとしたズッコケ3人組。「でもぶっちゃけ透けたら退場ですよ」という受付の人。真剣に答えてくれてありがとう。

しばらく考えて「だったらジェットコースターを乗りに行こう」という事に。しかし、やっぱり金がないのでフリーパスが買えない。しかも俺に限っては入園料すらない。勇気ある「癖っけ大魔王」荒井秀之が受付のおねーちゃんにタダで入れてくれと交渉。当たり前だが無理だった。

しばらく考えて、今井ちゃんと荒井秀之はフリーパスがギリギリ買えるお金は所持していたので「2人で行って来なよ」という俺の一言に今井ちゃんはすぐに「勝又さん、僕にはそれは出来ません。うずまちのようにまわる世界で僕は友を追うハンターですから」という大感動の一言。涙が溢れ出た。

結局、よみうりランドには一歩も入らず、近くの高台のようなところで俺たちは日焼けをした。遠くに恋人達を宇宙に連れて行く魔法の夜行寝台特急である「観覧車」が見えるのようなロマンチックな場所で、みんなで裸になって反復横跳びをしたり、腕立て伏せをしたり、かけっこをしたり、アテネオリンピックでの日本選手団の健闘を祈ったりした。夏の匂いがしたよみうりランド。

道行く人の冷たい視線に耐えられなくなり僕らは退散。多くの人で賑わっていたその場所には、気が付いたら誰もいなくなっていた。

それから、我がゴキブリハウスにて夢についての大討論会。出た答えは「本気になるにはシビアになること」とても身の為になる討論会だった。

それから一行は「鬼丸らーめん」といういかにもまずそうなラーメン屋で飯を食らう。終盤、今井ちゃんの水にお酢が注入されるハプニングもあったが無事平らげた。

そして今井ちゃんを駅まで送り解散。

無意味なようで有意義な一日でした。


恋人たちを乗せたあの観覧者は、今日も明日も明後日も1年後も100年後も、きっとずっと、グルグルとまわり続ける。遠くでそれを見ながら誓った事。僕らだっていつか必ずあの観覧車に乗ってやるって事。おてて繋いで軽くキッスをして夜行寝台特急で甘い夢を見るんだ。素敵な素敵な夢を見るんだ。


写真 左が伝説の美形俳優 今井ちゃん
右が平成の妄想キング 俺 
撮影者 雨の日はアフロヘアー癖っ毛大魔王 荒井秀之 

2004年8月11日 よみうりランドに散る。

アーティスト交流パーティーin PGHOUSE

d5762c78.JPG

今日は映像団体「国語ピアノ」の代表の芝西さんに招待されて「アーティスト交流パーティー」なるものに、「七夕哀歌」で芝西さんの心を掴んだ建川千乃と一緒に行ってきました。場所は原宿にあるPG HOUSE。オシャレな内装と雰囲気のいい会場。さすがは原宿だな?と勝手に感動。この「アーティスト交流パーティー」なるもの、インディーズ、メジャー問わず様々な分野の方々が集まるパーティー。DJさんからデザイナーさん、CMプランナーさん、芸人さん、モデルさん、役者さん、監督さん。などなど。僕達はあきらかに浮いていました。高い声と天然トークで暴走し、いろんな人を困らせる建川千乃と、最初から場所もわきまえず下ネタばかり言ってかっ飛ばす俺。ノン下ネタの芝西さんから「それ以上言ったら退場ですよ」というきつい一言。ごめんなさい。芝西さん。酒も入り、いい気分になって来たところで、恒例の映画上映へ。とてもレベルの高い作品で驚きました。刺激を受けました。それくらいいい作品でした。

いろんな方と映画についての話や、これからの方向性の話をして、自分にとってすごく刺激的な時間でした。と同時にあんなとこに俺も住みたいな?とすごく羨ましかったです。

とりあえず僕の方はというと、やっとこさ新作の構想に入りました。早くキャスティングまで決めて現場へ入りたいと思いまする。

高円寺ドロップキックナイト

2ecd979d.JPG

今日は新作等の打ち合わせの一日。

場所は大好きな下北沢、高円寺。それだけでお腹一杯だな?。
下北沢にてインディーズバンド「カーブ」の佐野さんと打ち合わせ。場所は内装がとんだおしゃれな「モナ・レコード」にて。ダンディーな佐野さんは、とても話易くて感動。俺もこんなかっこいい大人になりたいな?と強く思う。いろいろと決まって来た。来たる!!10月8日(金) 渋谷O-NESTにて開催されるカーブ主催ライブイベント「黄昏ロック」に我等がSTROBO RUSH!撮り下ろし新作を2作 引っ提げてゲスト上映致します!初めてのライブハウス。初めてのゲスト上映。(シークレットゲスト除く)緊張で胸が高鳴ります。なにせ、入る客数が違います。まじで緊張だ。

それから場所を高円寺に移して脚本家の中西志保さんと打ち合わせ。またしても小粋な「高円寺カフェ」へと招待してくれました。すげー雰囲気あるところでした。今日はすごいとこ尽くし。彼女は同じ専門学校でして、いわば後輩。年は俺の方が下だけど、俺は先輩。いえい。彼女には新作2作品のうち1作の脚本を担当して頂きます。はっきり言って、彼女の書く脚本はすごいです。俺の大好きな世界です。あれは俺では書けません。本当にすごいです。監督するにもいつも以上に気合いが入ります。頑張ります。

今日はそれぞれ下北、高円寺にて刺激的な方達と逢い幸せな日でした。よって今日はおかしな妄想はしませんでした。グッナイ。


写真 一度は行きましょう「高円寺カフェ」

夕焼け早炊きマシン

61c270e5.JPG

今日は今までぐうたらしていた分、忙しい一日でした。「イルカの唄」DVDの内容を考えて、ショートフィルムを1本にまとめたDVDに入れる作品を考えて、「それはそれで素敵だった」DVDの映像特典を編集したり、それに加えてちょっとした話を書いてくれっていう依頼が2本。町田にある某古着屋のPV(PVというかショートストーリ)を作ったりと、なんともせわしない日々。それに加えて明日からは新作に着手。まだ何も決まっていません。

今日は俺にとって大切な人が2人死ぬ夢を見た。縁起が悪いので名前は伏せるがリアルな夢だった。すごい近い距離にいる人が死ぬと涙が出ない事に気が付いた。それより先に襲ってくるのは落胆と動揺。涙はその次だ。眠りから覚めてそいつに電話。生きていてホッとした。当たり前だけど。

最近、よほど忙しくない限り日記をつけるようにしている。ただでさえぐうたらなので、こういう毎日の決まり事はかなり重要である。小学校の頃のラジオ体操のように習慣をつけないと、放置しっぱなしにしてしまいそうで怖い。こんな事言ってもすぐに更新はストップしそうな勢いだ。

久しぶりにゴイステ(GOING STEADY)を聞く。心の中で沈んでいた衝動が、再び甦った気分だ。「俺はいつ、どうやって大人になったのだろう」。23歳にもなり、それなりに義務や責任が付随するお年頃。色気(フェロモン)も出てるはずだ。しかし、俺は年金も払ってないし、普段やってることは中学生レベルで、しかもこの年で虫歯が痛くて泣いた。フェロモンなんてちっとも出てねぇや。大人になれば自然とスーツの似合う顔つきになって、高級レストランとかブランドショップ行って「お支払いは?」の問いに、カッコ良く「カードで。もちろん一括で」って答えれるようになると思ってたんだけどな。23歳の俺は家中の小銭集めて「餃子の王将」行って、香水プンプンナイスバディーおねぇちゃん(多分俺より年下)に「お客さまは何名様ですか?」って聞かれて「一人です」って言うのが非常に恥ずかしい青年です。見りゃわかるだろ。まったく。

夜10時を過ぎてナンパ街と化した街でアメ車B-BOY達につられるギャル達を横目に猫背でタバコを根元まで吸いながら歩き、コンビニで「tokyo1週間」の「今年の花火大会特集 カップル編」を読みながら一人寂しく妄想にふける俺。花火を大量に買い込むカップル達の横で「ガリガリ君は何味が一番うまいか?」を悩む俺。

小さな灯りが照らす帰り道。ヘッドフォンで大塚愛を聞きながら「いつか、頭にバスケットボール当てられて『100万円』とか言われてみてーなー、あーハッピーディズ」などとまたもや妄想。

なんだか書く事まで空しくなってきました。今日はもう寝ます。そんなわけで俺はまだまだ子供です。ゴイステを愛する限り。


写真 最近ご無沙汰のジャー。そろそろまた自炊しよう。

祝☆優勝

39e505fb.JPG

してやったり。中国人を黙らせたのは日本の精神力だったな。ブーイングばっかやってろ。セブンイレブン行って「ここには日本の製品が売ってるから買うな」と騒いで懲役くらってろ。ここまで醜いのは中国だけだって。悔しさを次に繋げないで、主審にぶつけてどーすんだよ、中国のハーン監督。あんたら、主審のおかげでここまで来れたんだよ。準優勝でもラッキーだったって感謝しなきゃ。

今日は眠れない夜になりそうだ。快勝。本当に快勝。気持ちが良かったよ。ブーイング大国、中国全然弱かったよ。相手がイランの方が面白い試合になっていたと思うな。今日のMVPは中澤。彼がいなきゃちょっと危なかったかも。負けはしなかったけど。とりあえず、「君が代」の時のブーイングには頭に来た。あいつらは日本国民全員を完全に敵にしたね。レベルの低いブーイングだ。スポーツマンシップのかけらもない。日本人サポーターも大人しすぎるんじゃないかい?やられたらやりかえせ。これが鉄則。気持ちで負けんな。魂で勝って、心で笑え。

サッカー一色に染まった今日。アホな俺はまたしてもミスを犯した。7時から開始だと思っていたサッカーが9時からだった。友達に「ビデオ撮っておいてよ」と言われ「おーいいよ。任せておけよ」なんて言ったはいいものの気が付いた時に俺は既に友達の家で酒飲みながらベロンベロン。家に帰りビデオを確認すると「クレヨンしんちゃん」。あちゃ?。こりゃ逢わす顔もねーなー。友達に事情を話して許してもらおうと電話。するといきなり興奮気味で「今日の試合すごかったらしいな!ビデオでじっくり見るんだ!早くくれよ!」。何も言えなかった。もうすぐ彼は「クレヨンしんちゃん」で絶叫するだろう。ごめん。

そんなわけで、今日は眠れません。いろんな意味で。



話は変わりますが、もうすぐ「イルカの唄」のDVDとショートフィルムを1本にまとめたDVDの販売を開始します。

「それはそれで素敵だった」はもうすぐお待ち下さい。めちゃくちゃ豪華な映像特典を用意しますんで。今それの編集に追われています。11月20日販売開始予定です。


写真 アジアNo1なんて当たり前。2006年、ドイツで世界を潰せ。

HDという相棒

ffa4b59a.JPG

今日は友達と新宿へ。人込みをかきわけてサバンナへ。映画でも見ようか?なんて話してたら見つけたのは「映画のチラシショップ」。知ってますか?公開が終了した映画のフライヤーやらパンフレットやらを格安で販売しているショップです。まぁ簡単に言うと映画マニアの為にあるようなショップ。俺はずっと「花とアリス」のチラシが欲しかったので捜索開始。しかしなかった。涙。ちきしょう。蒼井優ちゃん。悲しむ僕に店員のおじさんの「してやったり」的な微笑み。そして、そこで僕は意外な物を発見したのです。たまげました。それは僕の作品の「イルカの唄」のチラシです。最初は見た時、頭の中に「?」マークが浮かびました。すげー。イルカの唄。しかも注目作のシール。注目作って、もうどこでも上映しないよ、おじさん。ってかおじさんは見たのかよ?見てもないのに「注目作」のシール貼っちゃいけないよ。さては「イルカの唄」がインディーズ映画だってこと知らないな。でも頑張れイルカの唄。マニア以外というか、マニアでも買わないだろうな。でも「い」行の棚にあった君は輝いていたよ。大切に扱ってくれるような誰かに買われておくれ。

興奮してすっかり映画なんて見る気がなくなった俺は、強引な理由をつけ家に帰った。今日はMステにHYとシャカラビが出る。HYのIZUさんは先日夢に出て来て以来すっかり俺のハートを掴んでしまっている。本命UKIちゃんVS対抗IZUさん。俺の中で一人競馬合戦だぜ。

コンビニで緑のたぬきとおにぎりとごきぶりホイホイを買ってるんるん気分で帰宅。待っていたのはさっそくゴキブリ。ゴキブリほいほいを設置して「今日から君たちはここで寝るんだ。グッナイ。」

一人でテレビにかじりつく。PM9時。戦いは終わった。UKIちゃん、IZUさん、素敵な夏の夢をありがとう。

最近の俺のぐうたらっぷりは極まりない。これじゃぁいかん。と新作について考える。毎年俺は夏が来る前は調子良くアイディアが浮かび、バンバン撮影に入れるのだが、夏を過ぎると冬眠に入る熊のように怠け者になる。今年はどうかな?。しかも毎年冬に撮る作品は暗い。夏が来る前は思いきりはじけてるのにな。なので今年は冬にも明るい作品を撮ろうと決意。頑張ります。

明日は待ちに待ったアジアカップのサッカー決勝。ブーイング大王の中国君。ボロボロズタズタのケチョンケチョンにして優勝してやる。そして、鈴木。明日点取らなかったらもう終わりだよ、本当に。


写真 俺の編集時の相棒HD(ハードディスク)。120GBが2台。160GBが1台。内臓が60GBだから、全部で460GBの映像がここにある。時間にすると約46時間分のデータ。これからもよろしく。 

心は満員電車

b3e2d275.JPG

蝉がうるさいくらい鳴く昼下がり。今頃湘南ではナンパ合戦だろうなと思いながら、一人寂しくウィニングイレブンをやる。なんて空しい姿。23歳とはいえ、まだまだ青春だぞ。海行きたい。海行きたい。海行きたい。気分だけは夏にしようと、レゲエをかけてみた。するとなぜか洗濯がしたくなった。でも洗濯すると蚊に食われるからしなかった。夕方何か月ぶりかにバイトへ出かけた。せっせと焼き鳥を焼いてせっせと竜田をあげた。居酒屋へ行って俺の料理が出て来たら自分でも文句を言う。それくらい適当だ。よくクビにならないなぁ。

そんな適当で何でもない一日で終わるはずだった俺の8月4日。帰りの満員電車。とんでもない事が起きた。こんな俺が痴漢をつかまえた。咄嗟の出来事で自分でもあまり覚えていない。薄着のプリチーガールがうずくまってんのに家に帰る事しか頭にない奴ら。見て見ぬふり。一瞬、エロビの撮影かと勘違いしたよ。

某川が美しい駅から乗って来たソイツ。最初から挙動不審だった。俺も人の事言えないから気にしないでいた。しばらくしてソイツは動いた。薄着プリチーガール(推定19歳 青春のお年頃)に蟹のようにひっついた。数分後なぜかプリチーガールがうずくまる。立ち上がったのは「隣でずっとキャバクラの女の話をしていた」サラリーマン2人組と「それにずっと聞き耳を立てていた」俺。似た者同士の連係プレー炸裂。今まで降りた事のないある駅でソイツが降りた。プリチーガールとサラリーマン達と共に降りる。何もなかったように歩き出すソイツに腹が立った。いきなりケツに蹴り一発。大衆が俺を「若者のよくある暴動」的な目で見るが、すぐさまキャバクラサラリーマン(以下 キャバサラ)が「痴漢だよ!こいつ!」と大声で叫びながら体当たり。3人であらゆるとこを押さえながら、神輿のように担いで駅員室に連行成功。わっしょい。

駅員に事情を聞かれる俺たちと、別室で警察と話すソイツ。しかし、プリチーガールがなかなか本当の事を言わない。気が動転しているようだった。なぜか俺もテンパッていたのでキャバサラが詳しく事情を説明。

1時間半後俺たちは任務を終えた。プリチーガールも落ち着きを取り戻し、全てを話した。しかし、彼女は最後まで優しい子だった。警察の「この一件を事件にしますか?」の問いに「いいえ。大丈夫です」

プリチーガールは16歳だった。親に連絡され、警察には「こんな時間に未成年が?」と逆に説教される。可愛そうだなぁ。被害者なのに説教受けて、しまいには親にまで連絡されて。

帰ろうとする俺とキャバサラ2人に「本当にありがとうございました」と深々とおじぎ。その後、こっそり携帯番号とメールアドレスを書いた紙を渡してくる。なんてエピソードはなかったけど、なんだか俺の心は晴ればれしていた。「君には未来がある。君に触れられるのは彼氏だけなんだぜ プリチーガールよ。」と心でなぜかしんみりモード。キャバサラ2人も「薄着の時は気をつけるんだよ。僕達は特別な事をしたわけじゃないんだ。当たり前の事をしただけだから お礼なんていらないよ」と、さっきまで「あの子はもう少し押せば大丈夫、プッシュ。プッシュ。お前ならいけるよ」などと話していたエロ男とは別人である。プリチーガールの潤んだ瞳に乾杯。最後に俺は何を血迷ったか「こういうのはフェアプレーじゃないから捕まって当然なんだ」などと意味不明な一言を残し家路に着いた。フェアプレーの使い方が明らかにおかしい。

とりあえず、キャバサラ2人は見かけによらず熱い人たちだった。この姿をキャバクラの女の子に見せたらきっとすぐにおとせるさ。と思った。

おそらく、あのプリチーガールはこの夏の最高に嫌な思い出になってしまっただろうな。怖くて海行ってナンパ待ちなんて出来ないだろうな?と心配になった。もう逢う事はないだろうけど、楽しい夏を送っておくれ。そして次は彼氏に守ってもらうんだ。



君の夏は始まったばかりなんだから。頑張れ!!!


写真 明日こそ掃除をしよう。

小田原漫喫日記2

56026320.JPG

当たり前のように二日酔いな俺。家の近くを歩いて感動。東京じゃ考えられない風景だらけ。例に漏れず仲間から電話が。

海で泳ぐ男3人。海パンを忘れて服のままダイブ!!ナンパとは無縁の小田原御幸が浜。なぜか俺ら皆お揃いの格好。「タンクトップ&ハーパン」。それから小田原の街に出る。懐かしのファッションビル。高校時代毎日ここにたまったようなぁなんて懐かしい気持ちになった。前からギャル軍団が歩いてくる。ギャル嫌いの俺は視線を伏せる。すると「お兄ちゃん!」。妹であった。キャバ嬢のような女の子達5人組。見事にロイヤルストレートフラッシュ!!妹がいなかったらとても話す気になれません。「どうしてみんなしてオレンジレンジみたいな格好してるの?」という尋問。それに間髪入れず仲間のうち一人が「俺たちはオレンジレンジみたいな格好してるけど、決定的に違うとこはもてないとこだから、これから呑みに行こうよ」。言っている事の意味がわからない。強引極まりない。しかもどことなくエロい。どうして俺が妹と一緒に合コンしなきゃいけないんだ? 猛烈にその案を却下してその場を去った。それから延々と続く友達のグチ。頑張れボブサップ。

夜は「それはそれで素敵だった」メンツとサッカー観戦。バーレーンは弱いようで強くて弱かった。日本の弱点を露出しまくりな試合だった。そして、鈴木。今までその闘志溢れるプレーっぷりが大好きで応援していたけど、今日で辞めだ。君にボールが渡ると一気にトーンダウンするよ。はっきり言って今日の日本のFWは玉田だけだ。ここまで点の取れないFWはFWじゃない。

それにしても寿命の縮まる試合だった。勝って良かった。決勝の相手は中国。反日だか歴史的背景だとか知らないけど、ブーイングするしか能がないアホンダラサポーターを黙らせてやろうぜ。100点とって優勝しよう!

帰りに焼き肉を食いにいって再び都会へ生還。有意義な帰郷。一夏分遊んだ感じ。帰りの高速をこの日々達のように駆け抜けた。

夜中にまりを(七夕哀歌の夕役)から電話が。今日は江ノ島の花火大会だったらしい。そうだ、俺はまだ花火大会にいっていない。やり残した事があった事を嬉しく思った。彼女は妙にハイテンションだった。夏の夜はそうこなくっちゃ。星と潮と花火の後の火薬の匂いが僕らをいつもハイテンションにするんだ。


夜の中で あなたのメロディー 探してた
風に吹かれて なびく日々は パノラマだ
抱きしめさせて あなたの心臓を
あなたの鼓動が ああ 止まらぬように
一週間分 君を想えば心が胸を裂いてしまう
そうさ 毎日 毎日 ただそっと胸に口づけしてほしい

君の夜の はじっこ 僕の物にしてもいいかい?
そうさ 毎日 毎日 深く眠りにつくだけさ
おやすみ

「The Boogie jack/片隅の唄」
遠方の君に捧ぐ

写真 左からすっぴんガチャピン宇山由紀子 それはそれで勘違いだった田中徹  韓国ぼったくりメーカーFUNAI社長の長浜谷亮
  • ライブドアブログ