2007年09月

ふとした瞬間に気がつくあのざわめき




随分前の話ですが

セレブな肉を食いに行こうと意気込み!
わけのわからん高級洋食店みたいなとこへ行きました。



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しかし、でかいだけで、たいしてうまくなかったです。
ピースサインもひきつってます。
しかも全然セレブではなく、店構えだけが高級で
貧乏市民にも非常に優しいリーズナブルな値段でした。
めでたし!やっぱりモットーは!
安い!早い!大塚愛!(DVD買ったよ。いいべいいべ)







そんなわけで編集ライフ。
あ、明日は映画の日だ。
映画が1000円になるんだぜ。
貧乏人はこういう日にどかっと映画見るんだぜ。
DVD買っても見ないし、借りてもコピーするだけだし。

やっぱ映画は映画館でないとなー。

今年も残すところ、3ヶ月。
夏気分ももう終わりか。いやいやまだまだ。
これから年末にかけて忙しさピークの予感。
貧乏暇無し。

いかに睡眠削って遊ぶかだね。
あー、酒呑みたい。

テキーラでぶっ壊れてーなー。


あ、冷蔵庫買いました。
ぶッ壊れたと思って新しいの買ったのに。
ぶっ壊れてなかったです。

欲しい人いたら無料で配送に伺いますよ!


あ、そうだ、春に撮った「39ra☆愛キュン」。
今更ですが完成しました。


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39ra☆愛キュン予告編

大切な作品がまた増えました。
系統はね、多分「青空夜空に星空」と同じジャンルに入ると思われる。
多分。

なんだかんだでこういうの好きね。

女子高生の恋バナほど、美しいものはないんじゃないかな。
ここばかりはギャル禁制。



既に完成しています「シリウス/ソライロノキミ」と併せて
上映も決定。追って連絡いたしますです。




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ふとした瞬間に気がつくあのざわめき
忘れたわけではないのに。

そう、「気がつく」という表現が一番正しいのではないか。


明日、忘れてしまうとしても。
永遠に忘れることのない。



あの気持ち。


これからも大事にしよう。

まぶしすぎる未来へ




激動の日々が過ぎて行きました。
目が真っ赤。

とりあえず、まだまだやる事はきりがないけど
ひとまずは落ち着いたってところ。

締め切りに追われる日々。
心を亡くすと書いて「忙しい」。

楽しむ事を忘れてしまってはダメですね。




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先日、小田原の仲間、勝俣卓也と渋谷で逢いました。
ホームページリニューアルの打ち合わせです。



しびれっぱなしでしたよ、ほんと。
あの卓也が、すんげー詳しいんだもん。

フラッシュとかhttpとかさ、
パソコン用語いっぱい使ってんだもん。



卓也とのなれそめを話せばすごくすごく長くなってしまうので
割愛しますが、簡単に言うとこんな感じです。


まずは高校の入学式。
思い切りガンをつけあう。(田舎ならでは)

数日後の便所(田舎ならでは)
おなじ「かつまた」という事で意気投合。(あっさり)

高校三年間、一緒につるむ。(まじでべったべた)

バカな事ばかりやる。(とは言っても可愛い事ばかりですよ。)

卒業後、同じ職場で働く。(ちなみに僕の親父の会社)

僕は、故郷を離れる。
彼は別の会社へ引っこ抜かれる。


数年の時を経て、再会。


こんな感じです。



このブログでも何回も書いていますが
彼には鉄筋加工業の社長と言う、一生安定が約束された道があって
そこであえて「一番自分が苦手な道を極めたい」って言って
愛車のベンツを売って、IT社長目指し、単身上京。
一日12時間以上勉強して、今やwebデザイナー。



これがね、半年間の出来事ですよ。
それってすごいよな、ほんと。
なかなか出来ないと思いますよ。

26歳って言ったらだんだんみんな守りにはいっていく年頃ですね。
結婚したり、昇格したり、役職ついたり、子供できたり。

そこであえてそういうの全部蹴って
ガンガン攻撃してるんですから。
すげーよなー。


5年前、力仕事で汗流してた二人が
まさかの渋谷でweb打ち合わせです。

ほんと自分たちでもびっくりな展開です。


だから今回、彼と一緒にやれるのが嬉しくって仕方がないです。

「どっちが先に頂点行くか勝負だな」

真剣勝負ですね。ほんとに。


んなわけでホームページ、まじで楽しみにしていてください。
お互い、アイディアを出しまくってますから。
とんでもなーいもんが出来るに違いないです。
今秋リニューアルでっす!!!!






「上見上げりゃキリがねーんだからよ、それなら一番上まで行ってやんべーよ」




同じ気持ちが、とてもとても嬉しかった。




まだまだ修行中の二人。
でも、必ず、上の世界でまた。
俺は映画で、あいつはITで。



まぶしすぎる未来だな。

僕ら、なんだかんだで結局オンチだし




文化祭後のような合宿後の寂しさと切なさが
入り交じった日々を経て数日。

なんとか少しずつゆっくりと歩幅を
元に戻す事に抵抗が消えていっています。

なんだかこういうのは悔しいけど
そうじゃなきゃ廃人になってしまうからね。


って事で、今日は町田へオンチ映画祭を見に行ってきました。


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このオンチ映画祭は前年度に「僕、ニート」とトークショーをした事で
知った映画祭なのですが、今年も開催。
しかも町田のど真ん中。入場無料。
よくこんなの出来るよなー。運営陣に感謝ですよ。


今日見に行った第一の目的は
よく僕の現場を手伝ってくれる村田や山姉が所属する映画団体
「東京女子男子」の新作が見れるって言うもんだから
わくわくどきどきな気分で行ってきました。


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「東京女子男子」っていう映画団体は
自分もまだ数作品しか見てないんですが、いつも不思議なタッチで映画を撮っていて
「約束アイス」っていう作品があるのですが、それを見て度肝を抜かれましたのです。

ギザギザののこぎりでぶった切ったような切り口のくせに
柔らかくて、そこから溢れるのが血じゃなくて、
懐かしさだったり、憧れだったり。
切なくて、意味もわからんうちに胸を打ち抜かれてる。
それ以来、ファンですよ。すっかり。



今回の新作「水蜜桃クラブ」は(桃源郷クラブじゃないよ)
あらすじを簡単に言うと
毎年、友達の命日に集まる、同級生だか幼なじみだかの3人の話なんですが
難しいようで簡単で、でも、簡単なようで難しくて
とっても不思議な作品。

わけわからんうちに展開していって
わけわからんうちに終わって行く。


見終わって村田と山姉に「どうだった?」って聞かれても
頭の回転が人一倍遅い僕にはさっぱり言葉が見つからなくて
なんとも気まずい沈黙になってしまったけど、
改めて終電間際のスカスカの電車で考えたら
やっぱりなんだかんだでいい作品だと思った。


村田らしいっていうか、村田にしか作れねーだろーって映画で。
東京のど真ん中でもないし、神奈川や埼玉でもない。
やっぱり東京23区ギリギリの映画。


そんな新しさと古さが同居したような映画は
じわじわ沸いて来る。

商店街の自転車の音とか
妙に赤みがかかった部屋の小綺麗な感じとか
国道を走る車の音とか。



21とか22の頃。
高円寺とか吉祥寺とか、
東中野とか、西荻窪とか。
飾らないかっこよさに憧れた時期があって
その頃の気持ちを思い出した。


あの頃の僕が見たらどう思うかな?
とんでもない映画に出会ったってガッツポーズすんだろ。


あいにく僕はその後、東京の煙臭さに負けて
神奈川を再び愛したのだけれど。



映画の中の3人は後ろ向きなのか、前向きなのか
はっきりとは語られない。

でもそこには切り取ったまんまの日常があって
僕がこうして、上半身裸で眠気眼でブログを書いている間に
人々はきっと関係なく成長していく。

そんな流れる時を淡々と切り取った作品だった。

にしても村田、お前が出てんのかよ!
しかも演技うめーし!
主題歌までお前かよ!
しかもいい曲だし!

でも一番好きなのは山姉のカメラワークだったりする。
俺、あれツボだわ。

いっつも不思議な作品作んだよなー、村田直哉。

なんだかんだで尊敬してるよ。
共に頑張ろうぜ、東京女子男子。
「美鶴が海」も見たかったなー。


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その後、いくつかの作品が上映されたのだけれど
中村の作品は好き勝手やられて、見ているこっちも
逆に気持ちがよくなってしまうという快作だった
(でも俺は前のやつの方が好きだったなー)
「緑薫」っていう作品は演出力と編集の勉強になった。
役者の演技が驚くほどうまかった。

勝手な憶測ですが、あれきっとvictorの5?6年前のカメラで
その頃24コマで撮れるデジタルビデオカメラなんてなかったもんだから
victorオリジナルの15コマで撮ったんじゃないかな。
あの懐かしいカクカクした感じ。
色がやけに滲んだ感じ。光を取り込むとすぐに白とびする特殊なモード。
きっとそうだ。違うかもしれないけど。



オンチ映画祭、ここでしか見れない映画がある、と思う。
過去に映画を撮った人や今も撮っている人。

そんな人にはたまらない映画祭だと思った。


映画を撮り始めた頃の
あの、純真で、真っすぐで
無敵な感情を思い出したよ。


語りだす度、
遠くの向こうがキラキラ光って
手を伸ばせば案外、簡単に触れそうな、
あの衝動的な勘違いを



少しだけ懐かしく思った。






中村、村田、山姉。
お疲れさん!!

僕らが生きる、それぞれの理由




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足柄山奥撮影合宿、終わってしまいました。


いやー、やっぱり終わった後の感想って言ったら
「楽しかったなー」っていうのしか出てこないのが不思議ですね。

散々な目にあった事とか、辛かった事とか、
うまく行かなかった事とか、たくさんあるはずなのに
寂しさでいっぱい。この感情はどういうことだろう。



今回撮影してきた「荒井秀之物語」はね、
いろんな思いがこもっているし
ほんと好き勝手やった感がある。

胸キュンでも、ディープでもない。
初めてだな。ほんとに。

素の自分のまま書いた。
STROBO RUSHじゃとても出来ない事を書いた。
飾りなんてちっともないし、自分が書きたいように書いて
自分が撮りたいように撮って来た。
そうじゃなきゃ意味がない気がしてね。
かっこつけてる自分よりも、
26歳にもなって、どーしょーもない事やってる方が
全然しっくり来る気がして。

楽しかったなー。ほんとに。



今回なんとメイキングが14本。
本編6本なのに、倍以上。
これがまたおもしろすぎです!

これ見ながら酒が飲めるね、14時間。


とにかく毎日、毎晩。何かしら事件があって
必要以上に盛り上がって、わいわいがやがや、
思い出し笑いが止まらないってもんで。


とりあえず、もう一回撮りたいです。
楽しすぎたから。現場的にも一番楽しかった気がするなー。
またあの楽しい時間、繰り返さないのかなぁ。



現実って嫌だな。

ずっとあの風呂無し電波無しオンボロバンガローにいたかったなー。
冷蔵庫もないもんだから、買える食材も限られてて、
朝起きたら、まず毎日誰かが(8割がたけしと女の子)火おこしして、
お湯を沸かしてみんなで白飯とみそ汁食って(ほんとごちそうに感じたよ!)、
ちょっと真面目に撮影して、終わったらみんなで酒飲んで。

これの繰り返し。
限られた食材なんで、急奪じゃんけんもしたなー。
20すぎた大の大人、数人で本気じゃんけん。
勝ったとき本当に嬉しかったもん。
蔵内君の賞味期限切れのサンドイッチ。まじでうまかった!
あと、湿気たビスケット。うまいもんはどうなってもうまいんだなー。

帰る場所が、みんなのいる場所って、ほんと幸せな事。


楽しい時間はほんとあっという間。
あの時間はなんて貴重だったんだろう。
現実の社会とか生活とかからは、かなりかけ離れた世界で
あの不便な感じに逆に救われた事もあったような気がする。

汗臭くて、ベトベトで、ちっともキレイじゃなかったけど

振り返ると、綺麗で綺麗で、仕方がないのが、不思議だな。





あんなサバイバル生活、都会育ちのキャスト、スタッフ様。
想像を絶する体験をさせてしまったな。ほんと申し訳ないです。
こんな現場でごめんなさい。
不平不満もたんまりあっただろうに、嫌な顔ひとつせずこなしてくれて
本当に感謝です。ありがとうございます。


携帯やインターネットじゃなくて、
直接、顔を合わせて話しあえたあの時間、俺はすっごく大事にします。

夜が来るの、わくわくして待って、
みんなとわいわい騒ぐ。

最終日の夜。
いくらかだいぶ、酔っぱらってしまい、
いつか話せたらいいなって思ってた事とか
恥ずかしくってどうしても言えなかった言葉とか
言えたのが、本当に嬉しかったです。
泣いちまったけど、酒の勢いじゃないからね。

気がついたらみんな泣いてて、更に泣いちまったよ!!
あんな夜はもう二度とないんだろうな。
いや次はあの中の誰かが夢を叶えたときだな。
ありがとう!!!本当にお疲れさまでした!!


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今回の「荒井秀之物語」の主役、荒井秀之役を演じた、荒井秀之さんです。
彼は一体今回の合宿で何回、裸になったのでしょうか!?
キャンプに来ている一般のお客さんのいい見せもんでしたね!
子供達がキャーキャー騒いで、まるでマスコットキャラクターでした!


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厳しいスケジュールを調整して、はるばるやってきてくれた
林さんです。撮影後、林さんと男子数名でこっそり、スーパーでアイスを食べたのは
秘密にしておきましょう!


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写真ではわかりませんが、荒井秀之さんがテキーラで泥酔して
一曲歌ってる模様ですね。たしかタイトルは「投げかけられた猫」という
面白くもなんともない、ちっぽけな歌でした。


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今回は世間一般が連休だった為、ワンボックスが手配出来ず
我が愛車と、レンタカーの二台で移動しました!
ちなみに後部座席に座っている男性の方がやけにカップル気取りなのは
突っ込まないで下さい!
「いやー、俺の彼女がさー」って顔ですね!
彼女なんていないくせに、なめんじゃねーよ!


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今回の裏の主役、大矢さんです!
笑いの部分、彼が全部持って行きましたね!
しかし、彼は2日目の夜にテキーラでよほど嫌な事があったのか
最終日はテキーラを見る度に渋い顔をしていました。
ちなみに演奏しているのは「大矢晃弘がくるよ」というダンサナブルなロックナンバーです!


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これが二日目の夜の模様ですね!
この光景はいったい何なんでしょうか!?


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毎晩開催したテキーラパーティー。
汗も涙もテキーラの味。
最終日は全員ショットで7杯。泥酔。


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ピロとタッキーです。たしかベロンベロンの時ですね。
真柳美苗の写真が集合写真しかないのは
幸か不幸か。それともカメラが受け付けなかったのか。








ここでね、こんなアホンダラ全快なブログ読んで下さっている皆さんに
ちょっと報告があります。


俺の弟分でもあり、よき相棒でもあり、
僕の作品でいつも一生懸命な演技を披露してくれた
荒井秀之が、今回の「荒井秀之物語」をもって
俳優業というか役者っていうポジションを休止することになりました。

こいつはね、建川千乃と同じように、もともと役者志望でもなかったし
ほんと付き合いっていうだけで長い間やって来てくれました。


2004年の初秋に撮った「僕たちの日々」から、ちょうど3年。
楽しい事の倍くらい、辛い事とかあったと思う。
それでも弱音を吐かずに、最後まで全力で演じてくれた。
俺がくじけそうな時、弱っちまった時、
いつもそばにいてくれた。
役者としてではなく、裏方の仕事とかもね。
ほんと嫌な顔せずにこなしてくれた。
俺はいくらこいつに助けられたんだろうな。

本当に感謝したいです。


今回の「荒井秀之物語」。
「荒井が辞める」って理由だけで、一つ返事で参加してくれた
キャストの蔵内くん、おおやん、毅、林さん、タッキー、ピロ、真柳美苗。
スタッフの磯辺っち、村田、山口。
小田原の徹。
本当にありがとうございます。
この感謝、どう返せばいいんだろう。
そのね、返事の仕方もすげー嬉しかった。

「荒井に対して、自分に出来る事があるなら」って、皆言ってくれたんだよね!
ほんと嬉しかったな。
荒井もいい仲間に囲まれたな。







映画っていう、俺のわがままに、ずっと付き合ってくれた荒井秀之。
最初の現場では初めての演技で感極まって泣いちまってな。
でも最後の方なんて、そんな面影ないくらい堂々としてて。
随分とたくましくなったもんじゃねーかよー。


一緒に走り続けてくれてありがとう。
一緒に同じ夢を見てくれてありがとう。
いつも、そばにいてくれてありがとう。


心残りなのは、
俺は、お前と一緒に、てっぺんから見える景色見たかった。って事。

一番上まで登り詰めてよ、そっからの景色
お前と、一緒に見たかったんだよ、ほんとに。

いつもの調子で「すげーべ?な?すげーべ?」ってよ。
それやりたかった。ほんとに。


でも、道は違えど、俺はお前の倍は頑張るから。
常にお前の前を走ってやるからよ。

ついてこいよ、絶対。


お互い一番になって、逢おう。


いつかはこんな日がくるってのは、わかってた。
でも、それを信じたくはなかったっていうのが事実。

荒井が俺にそれを伝えたのは
7月の終わり。

頭の中が空っぽになったなー。

んで、二人で飲み屋行って、朝まで飲んだっけ。
懐かしいな。

まぁ、これからね、どうするのかとか
そういう不安はさておき。
なるようになるもんです。
荒井がいなくなってSTROBO RUSHは終わったねって言われないように
俺は頑張るだけです。
こいつだけには情けない姿なんて見せられないっすからね!




おい、バカ、お前は俺にとって、サイコーの役者だ。

映画やめても、これからも一緒にいような。

俺は、お前の兄貴で。
お前は、俺の弟だ。


それは、ずっと変わらない。


俺が頂点獲ったら、真っ先にお前に報告しにいくから。
待っててな。



お疲れさん。
んでよ、ありがとな。



俺のかわいい弟分へ。


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俺は信じてるぞ。
もう一度一緒に走れる日を。

荒井秀之物語


これから撮影です。
合宿です。
山奥行ってきます。

かなーり山奥で、携帯も圏外な場所です。
連絡とれないと思います。
すいません。


今回の撮影、早く撮りたい反面、撮りたくないっていう気持ちもある。
始まりがあれば終わりがあると、言うからだ。


始まりっぱなしの物事があったら
僕ら、楽しいまま、走ってられるのにな。

終わりのない、つまーりはエンドレスな空間で
ずっと笑ってられると思ってたよ。




my brother

俺は弱ってない。
最後まで俺は強くいる。


一緒にいた月日、過ごした時間、感じた瞬間。
何一つ忘れちゃいない。

だから、やるんだ。
後悔ないように。

そして、お前がいなくなった空間を
俺は、きょとんとして、それでいて、足りない何かを探すんだろう。

でも、見つからない。








100m走れる足があるならば
虚勢と度胸で200m走ってやる。

5勝5敗の難敵ならば
いかさまでも、後ろ指さされても、
気合いと根性で8勝2敗にしてやる。
よくを言えば、10勝0敗だな。


今までありがとう。とかそんな綺麗すぎる事は言わない。
いつか、帰って来いよ。

ずっと待ってる。

終わりじゃない。
始まったまま。


俺は待ってるよ。





ありがた迷惑でも関係ない。
約束と感謝がある。

そんな時は、力ずくで、引っ張り上げるから



一緒に同じ景色を見よう。



最後の最後まで、



俺は強いままでいるよ。

お前といた日々を、思い返しながら。

夜に落とした指輪が見つかるまでの間



すっかりこの前までの猛暑が嘘のように
涼しげな日々が続く近頃。

いかがおすごしでしょうか。

僕の腹は成長著しくぶよぶよです。

体脂肪がハンパないっす。すいません!


最近の出来事と言えば、書きたい事はたーーーくさんあるんですが
いかんせん、体と頭がついていかなくてね、
ブログに記録するという行動すらも頭の中から消えてましたです。

まずはね、新作です。新作。
新作撮るんです。
あけてびっくり!!!!

以前このブログでは「ライフイズビューティフル」なんて
こ洒落たタイトル発表しましたけど
結局、横文字の呪縛に勝つ事が出来ず。
横文字大嫌い。絶対タイトルは日本語でいくべ。これからずっとね。

で、新作のタイトルなんですが

「荒井秀之物語」という極めて純和風なタイトルに決定しました。


なめきった名前ですね。関係者に怒られるかと思いましたよ。
でもね、僕が今一番やりたいことって言ったらこれなんですよ。
今回プロデューサーも放任ですから。

隅から隅まで自分のやりたい事が出来るんですな。わっしょい!
撮影が楽しみで仕方がないんです。
絶対これ面白いから!

胸キュン好きな人はごめん!最初に謝っておきます!
胸キュン好きな人にはこれからぞくぞく上映して行く
「39ra☆愛キュン」とか「シリウス/ソライロノキミ」なんてのがありますんで
こっちはこっちで楽しみにしていてくださいね。




とにかく今は「荒井秀之物語」が楽しみーで仕方がないのです。
ここにたどりつくまでえらい難産でしたけど。
どうしても胸キュンにしなきゃいけないんじゃないかっていう
勘違い極まりないプレッシャーと
いや、ちょっとはディープなのもいいんじゃねーかっていう
身勝手なチャレンジが
頭の中でずっと行ったり来たり。
で、結局、そのどっちでもないもんが生まれました。
肩の力抜いたらすんなり書けました。


とにかく!楽しみにしていてください!



んで、次。

第十二回長岡アジア映画祭のコンペ部門で「夏音風鈴」という作品が
準グランプリを受賞しました。

小田原映画祭に続いて、同じ作品で準グランプリです。
遠いなーグランプリ。どうしてここまで遠いんだべか。
決定的な何かが足らんのだろうなー。それがわかるまでは絶対俺一番になれない。
頑張ります!日々精進!
この「夏音風鈴」という作品ですが、やけに大人受けが良くて逆にびっくりなんです。
作ってる本人が言うのもあれなんですが、「え?そうなんですか?」って事ばっか。
もちろん、好きなカットとか好きなシーンとかもあって
特に女の子達はすごく演技を頑張ってるし、見やすくは作ってあるんですが
作品として飛び出てる感がしなくてですね。
不思議なんです。



小田原はともかくとして、どうしてこういう地方の映画祭ばっか出品するのかって
言ったらですね、ただ単に行きたいだけです。
新潟は隠れ名所がありすぎますからね。友達も何人かいるし。
新幹線代だしてもらえますから。タダ旅ですよ!嬉しいですね!
だから、ずっと沖縄でないかなーって探してるんです!
沖縄で映画祭があったらまじで気合いいれて作りますよ!



次、玄光社が発刊しています9月20日発売の
月刊ビデオサロンという雑誌の10月号にですね
誠に恐縮ですが特集記事だか紹介記事を組んでもらえるそうです。
嬉しいですねー!ありがとうございます。藤井編集長。
カメラの事しか載ってないような専門書ですが、見かけたら是非是非手に取って下さいな。
カメラの事なんてちっともわからない僕ですが、必死でこれから勉強しようと思います!







そして!告知的なものはさておき。
9月9日(日)!

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盟友AN FILMのイベント「yellow’s Festival」へ行ってきました!

皆さん!9月9日といえば!!!!!

大塚愛の誕生日ですよ!!

大?さん!25歳!大人の色気!笑った顔ががむしゃらにブサイク!
たまりませんね!

恒例のバースデーライブがあったんですよ。日比谷野音でね。
ハッピーバースデーが直接言えるんですよ!
生歌半泣きで、「たーだーきーみをーあいしーてるー」ですよ!
ほんとこれ、俺の為に言ってるんじゃねーかなって思っちゃう確率120%!


AN FILM VS 大塚愛ですよ。葛藤。


これはまさに友達をとるか彼女をとるかみたいなもんですね。

軍配は!AN FILM!!!


故・荒井秀之さんと、山口まさだいと、たけしで行ってきました!
もちろん駆けつけ数分で皆でテキーラで死にました。
撮影してた磯辺っちも混ぜて、テキーラパーティーvol4まで行きましたね。



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そして!
我らのプリンセスキョウちゃんに似顔絵を描いてもらったのだ!
やばいべ!これ!


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ありがとーキョウちゃん!!!!
家宝がまた一つ増えました!


M.kさんやcandy、ちょびちゃんに、てるてるさんに、ゆっけ君に
久世君とか、逢いたい人に一挙に逢えましたね!

そしてこの日の僕らのヒーローはロックンロールバンドROMANCE JOE
噂には聞いてましたが、すごかったですよ!ロックンロールですよ。
ボーカルの市岡さんの何から何までがツボでした。
ありゃすごい!鳥肌立ちっぱなしだし。
酔いも覚めたし、すんげー!
まーじでまたライブ行くべ、ほんとかっこよかった!
あの渋い顔とのギャップがたまらんですね。人間としても絶対すんげーと思う!
しかも市岡さん、僕の映画見に来た事があるらしい!!!これ本当に嬉しかった!
がっちり握手かわしました!


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そして!AN FILMと言えば!

そうです。世界の難波監督です。なんちゃんね。
何かとお世話になってます。
難波さんの場合は存在がずるいですから。立ってるだけで面白いですから。

んで、映画ですよ、映画。
実はじっくり落ち着いてみる機会ってなかなかなくてですね。
今回2、3回目なんです。


すごいですよ。あれは。ほんとに。
正真正銘のエンターテイメントです。
騙されたと思ってみて下さい。絶対虜になりますから。


すごいと思うのは、
見る人を選ばないっていう点。

僕みたいな青春映画って嫌いな人はゲロ出るくらい嫌いで
一切受け付けてくれなかったりするんですよ。

でも難波作品は、普通のテレビで流れててもおかしくないくらい
エンターテイメントなんです。
むしろテレビより面白い。


もう、ずっと笑いっぱなしでした。
普段あんまり映画みない連中が「面白かった」って言ってるんだから本物だよなー。
すごいな、なんちゃん!
あれ、絶対俺には作れないもん。頭絞っても出てこない。
とにかく、すげーすげーの連続でした!

AN FILMの皆さん!出演者の皆さん!お疲れさまでした!
ほんと楽しませてもらいました!
まじで次も楽しみにしてまっせ!





んなわけで、ここ最近の近況でした。
またね、撮影が終われば編集が始まって、
次から次へと撮影して、編集してっていう日々が始まるのですよ。



こんなひんやりした夜に
酒飲んでわいわい出来るのは、
夏だからってことを
ほんとはどっかで気がついてるのかもしれないです。


夏に、結構助けられました。今年。
まだ終わってないですけど。
得たものばかり。失った物はないんじゃないかな。


最後の最後、夏の最後まで、信じ続けるんだ。



これからも笑って過ごせて行けたらいいな。


日々精進!日々笑進!




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9月11日。
指輪を落とした月の姫の日。


日本中で何人の人が今日、
「夜王子と月の姫」を聞いたのかな。



夜に落とした指輪が見つかるまでの間に
きっとそういう時に、恋は生まれるんだろうな。



月の姫が落とした指輪を

しっかり王子様が拾ってくれますように。

一生ジョーカー



今日は、ムシムシムシムシムシ暑いにも関わらず
家に籠って脚本執筆。


昨日遅くまでフットサルやっちまったもんだから
体がなんか重い。

んで、脚本。
変に力んでしまい全く書けず。
いや、シャレになんねーよ。
もう二週間くらいずっとこんな感じ。
パソコンの前行くと頭の中真っ白になる。

書いても書いてもつまらん脚本しか書けないし
気分転換に映画見たり本読んだり、音楽聞いたりしても
全然ダメ。



タイトルだけは最初から決まってて
「ライフイズビューティフル」って言うんですが
初めてなんですよ、横文字。まぁ海外の超大作と同じタイトルですけどね。
だからか全然、浮かんでこないんすよ。

じゃあタイトルを変えればいいって思ったけど
どうしてもこのタイトルで撮りたくて、まさに自分の首を自分で締めてます!


ずっとパソコンの前座りっ放し。
これは過酷な勝負だなー!


そして、そんな僕に新しい誘惑!


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new balanceのM574J CARD INTERNATIONAL LIMITED EDITION !!!!!!

小田原で一目見た時からずっと気になってて
欲しいんだけど、そんな、スニーカーなんて買ってる場合じゃないし
これからスケジュールや予算ださなきゃいけないっていうのに
頭の片隅でギラギラ輝きやがって!


やべーよやべーよ。本当に欲しい。
new balanceが最近熱いです!
俺の中で、今アディダスと並んでます!
ハイカットはすばらしくダサイですが、
ローテクはアディダスとnew balance!!



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明日、買いに行ってきます!

さぁ、脚本書かなきゃ!

僕らの史上最大のいたずら




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「遠くの空に消えた」




見てきました。 in小田原コロナシネマワールド。







素晴らしいって思った。すんげーって終始思った。
こんな映画があるんだって思った。そして
こんな映画作る人がいるんだって、身の程も考えずに悔しくなった。



行定勲監督は、ご存知「GO」とか「世界の中心で愛を叫ぶ」とか
「きょうのできごと」とか「春の雪」とか撮ってる監督です。
超大作みたいなやつも撮れば、思いっきりインディーズみたいな作品も撮って
とりあえず作品の振り幅がすさまじいです。


僕はどっちかっていうと「ひまわり」とか「閉じる日」とかの
インディーズっぽい作品の方が好きです。


岩井俊二監督の助監督をしていたって事もあって
チェックはしていたのですが、どうもしている事が
岩井俊二の二番煎じみたいな気がして好きになれませんでした。

しかも過去何作品がすべて原作もので
なんだかビジネスで撮ってるのかなーって毛嫌いしてました。


で、今回はオリジナル脚本。



すんげーすんげーですよ。
映像も編集もカメラワークも。
美術も演出も音楽も脚本も。


二時間半くらい上映時間があるんですが、まったく感じさせないです。
前半に話の要点を詰め込んで、後半にドバってひろがっていく。


いやー久々にいい映画見たなー。


子供達の演技がすんごいのだ。
僕のお気に入りはささの友間さんっていう子役。
ぶさいくでパッとしなくて、でもガキ大将で、純粋で。
タンクトップとハーパンがものすごく似合うんだわ。これが!
こういうやついるんだよなーって思った。
日本人俳優で新井浩文以来のヒット!彼はすごいです。一度見たら忘れられません。

主演の神木隆之介さん、ヒハル役の大後寿々花さんも
実力は他の作品で見てるのですごいんだろうなって思ってたけど
想像以上にすごかった!
すごいよな、撮影当時、小学生とかなのにこんな演技しちゃうんだから。

脇でも日本を代表する俳優陣の小日向文世さん、大竹しのぶさん、三浦友和さんらが
カチッと固めて、物語を引き締めてるし。


すんごい専門的な話すると、今回の「遠くの空に消えた」は
照明が全部正面から当たってて、撮影の福本淳さんのお得意の
逆光によるフォーカスカットが少なかったのが心残り。
美術もすごいよなー。スワロウテイル顔負けだった。

んで、編集ね!
今井剛さんっていう行定勲監督でほぼ全部の作品を編集している方なんですが
すごい丁寧でびっくり。
一般的な映画的編集のセオリーは相変わらず無視してるんだけど
すごいよ、本当に。ほとんどのカットが5秒ないんだから。
だからこそ長回しが引き立つと思うし、いろいろと勉強になった。



とりあえず、子供達の史上最大のいたずらが何だったのか
全部わかった時、涙が止まりませんでした。

あの団結心は永遠です。

可能性に挑戦する姿は永遠です。

忘れかけてた走る勇気、もう一度教えてもらったような気がします。




小学生だから、出来る事ってある。
無知のままだから怖くない物がある。

何も知らないから、走れる時が来る。



うらやましいな。ほんとかっこよかったよ。


目を閉じてる暇なんてないのだ。

思いついたら、走らきゃ。





僕もしたくなった。

誰かの為に、仲間を集めて。



史上最大のいたずら。






絶対やってやろう。



やってやるんだ。
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