2010年08月

有終の美




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書いてばっかだった8月がもうすぐ終わる。

8月の終わりかけの宙ぶらりんな三日間で
「愛すvs無」という新作を撮った。
そして、撮影が終わり即、編集に入り、
もうすぐ完成しようとしている。

僕は、この夏に得た何かを、
必死で有終の美で締めくくろうとしているに違いない。

もがき続きけることと、
繋ぎ止める事。


僕の誠に勝手な「青春」のイメージなんて、そんなもんで
「ときめき」とか「きらめき」とかは
僕の中でスイッチが入った時にしか使わない言葉だ。


有終の美なんて、やってくるかどうかなんて
到底理解不能で、それを無理矢理捻りだす事で
なんとか、やっていける。


この「愛すvs無」はもうじき完成して、一段落つくけど
有終の美かどうかはわからない。
何かが終わるのか、始まるのか、
それすらも、わからない

でも、ただ一つわかっているのは
どうしても、撮りたくて撮りたくて
これを作らなきゃ、この先に進めなくて
そんな剥き出しになった感受性から
ほぼ全部が勝手に溢れ出していたという事だ。



んな事より、なんてたって今の僕は
サッカー日本代表監督に就任したザッケローニが、
一体どんなサッカーを見せてくれるのか
それが楽しみで、楽しみで仕方が無い。

この前のワールドカップが、
仮に「有終の美」とされるのならば
尚更、そこからが重要だと思うからだ。


道がなけりゃ、進むだけ。
歩いたその一歩が、道になる。
 
 




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odawara school girl



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39マートとH&Mとforever21をはしごして、
おしゃれおしゃれな私のスクールデイズ
せーしゅんは一度きりでしょ?
それなら美学磨く輝くくらい
あくせくしてみせるわティーンネジャー
 
高価沸騰で殿様商売のユニクロにそうそうに見切りつけて、
竹下通りでスカウトされちゃったりして、
「あなたは何色にも染まれるわ」って
おめー何様だよ、FUCK!!!!
 
そんなおかしな気分は私を表参道までわざわざ行かせちゃって。
適当に入ったパスタ屋のご主人が超絶イケメン。
美味しさもわからないのに、美味しいふりでご主人に超愛想。
愛そう、愛そう、あなたと私は、超似合いそう。
 
渋谷のスタバでまずいコーヒーでおしゃれ時間ゲットして、
もはや死語な勢いのセンター街を右往左往。
行くとこなんてねーのにね。

見上げたら星の輪っかがくるくるまわっていて
じーーと眺めてるだけでセンター街なんて終わっちゃって
路上に座り込む勇気は、ごめん、ないわ。
 
自称インディーズバンド通が書いたオススメPOPにまんまと騙され
コンパクトディスクをタワレコでゲット。
ipodにいれたらそのまま急行本棚の隅っこ行きなのにね。 
さーせん、実は、欲しいのはタイトルだけなんです。 

疲れたから今夜は各駅停車で帰ります。二時間かけて。
走り出せ、小田急線。 

都会から田舎へ超特急。
それでも人の流れはちょっと急。
くたくたになった鞄の中身は109

美容に目覚めた2009
それから恋は豪速球
でも、何やってんだろ、この三連休


闇雲に栄えた駅前、お父さんの中古車探して、
無言で乗り込んだら、だんまりタイムの始まり始まり。

「私は何色にも染まれる」「だけども、お父さんには染まらない」


ごめんね、お父さん。 

アイスクリームシンドローム





 natsu-2010e







夏真っ盛りですが、いかがお過ごしですか。
僕は地黒なので普段から黒いので、いろんな人から
「夏を謳歌してるね〜」と言われるのですが、
外に出るだけでも焼ける体質なだけです。

海にも行っていないし、祭りや花火も行ってません。
海パンみたいなハーパンは履いていますが、ちゃんと海パンは履いていません。
ひたすら映画の事を考えて、映画祭行かせてもらったり
脚本を書いたり、本を読んだりと極めてインドアな夏です。
それはそれでよしですが、水着ギャルと戯れている男子がいるかと思うと、胸くそが悪いですね!


自宅の近くに公園があるのですが、
そこに毎夜のように若い男女がやってきてはキャハハと戯れています。
ロケット花火を打ち合ったり、打ち上げ花火を口にくわえたりと
まさにやんちゃな夏で心底うらやましいです。


そういえば、中学生の頃に
意味も全くなく、山にロケット花火を打ち込んで燃やしてしまった事があります。
あの時は焦りました。
男三人で素手で火を消化しました。あれは奇跡だったなー。
よく素手で消した!

そんなわけで、そろそろ夏らしい事したいなって思ってます。
素手は無理だけども。




はい!もしもし、大塚薬局ですが





■「はい!もしもし、大塚薬局ですが」が
イギリス・ロンドンで開催されますレインダンス国際映画祭へ招待されました。

レインダンス国際映画祭

まだスケジュールははっきりとはしていないのですが
僕もイギリスへ行く予定です。正直まったくノリノリではありません。
しかし、こうして映画で世界を見れるという事は
非常に有り難く幸せな事ですので、スクリーンに映る自分の映画を見てこようと思います。


舞台挨拶ではいつものごとくサッカーの話題をふんだんにしてきます。
ルーニー、ファーディナント、ウォルコット、ジェラード、ランパード。
魅力的な選手がたくさんいます。
そして何より2010年のドイツ戦の誤審について大いに文句を言ってこようと思います。
あれが決まっていたら、流れも変わっていたろうに、、



■新作の脚本をずっとずっと書いています。
「女子劣等」、「君色14」という二作の長編の脚本を書き終わり
やっと短編の脚本を書きます。

ちなみに次の新作は「愛すvs無」というタイトルで今月中に撮ります。
わかるひとにはわかるタイトルです。
行く宛の無い強い想いをこの映画に込めたいと思います。




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今日の一曲は



 

PVも曲も歌詞もいいです。
特にPVは確信犯です。撮影で最も皆が避ける事をさらっとやっているあたり。
高度な技術と発想の勝利です。 

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32thPFFDirector






かなり遅い報告ですが、PFF2010終了しました。
結果、受賞はならず。

あの日名前を呼ばれた人間と呼ばれなかった人間の間には
当人しかわからない種の壁があり
その壁に直面、直視できた事を嬉しく思うのと当時に
自分の作品に対してもっていた頑固たる「責任」は
「悔しさ」に変わった。

一つ思ったのは、あの「悔しさ」は誰とも共有してはならない。と言う事。
「責任」を背負ったうえでの、あの「悔しさ」は
名前の呼ばれなかった監督9名でないと絶対わからない。
むしろ、わかりあえてしまったら本当に悲しい事なんだと思う。

撮影機材や編集機材の敷居が低くなった時代からこそ
映画は昔に比べたら気軽に撮れる。つまりは誰でも監督になれる。

フェイクだ、パチもんだ言ってられないくらい現状は
監督だらけで溢れ返っているんだと思う。

今回のPFFの監督たちは、
人生をかけて「監督」をして、「責任」を持っていた。
そんな人たちだらけだったから、映画祭も本当に楽しかった。

格好や体裁や好奇心だけで「監督」を肩書きにされたら
本当に悲しいと思う。

賞賛も罵声も、浴びる覚悟があって
その作品を正当に見る事ができる。
「監督」でないと、生きる術を失う、そんな危険な肩書き。

もう、僕らは後戻りできないんだなと感じた。
特にPFFの期間中は。

とにかく、この悔しさは一生忘れないと思う。
僕らはもう映画を作るしか道は残されていないのだから。


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8月7日〜8日は姫路へ。
ひめじ国際短編映画祭にて特集上映を組んでいただきました。

上映作品は
「はい!もしもし、大塚薬局ですが」と
「キミ/ハミング/コーヒー」の
ゆうばり&PFF入選作。

トークでは、「ここまで話ていいの?」というくらい
赤裸々に話しました。
ご来場いただいた方々、本当にありがとうございました!


姫路での滞在中は本当に楽しくて、たくさん思い出ができました。
特に昨年のPFFグランプリの「一秒の温度」の井上監督との出会いは衝撃でした。

同い年という事もあり、会って一分で仲良くなり、
その日のうちに帰る予定だった僕は
新幹線もホテルもすっぽかし、井上監督に姫路案内をしてもらいました。

同じ悩みや葛藤を抱えていて、
まさかここまで似た考えを持った人がいるなんて思ってもいなかったです。

日曜の夜の閑散とした姫路の街を歩いて
知らない土地がいつの間にか懐かしい景色になっていく。
不思議な連帯感に包まれて、真っ暗な夜の中で
ひたすら映画の話をする。

同じ未来と、似たビジョンを背中合わせにして
どうにもこうにもうまくくっつかない現状を目の当たりにする。

やがて、ゆっくりと朝が来て
お互いがお互いの顔を改めて認識できるようになって
僕はやっと新幹線に乗り込んだ。
自転車に乗る井上監督の後ろ姿を見て、きっとこの人とは東京でも会うんだろうと確信した。
そして、やがて、かけがえのない仲間になるんだろうと、実感した。


夏の朝の気怠さとか、嫌な生温さとか、夢とか。
30歳を手前にした29歳という崖っぷち男二人。
プライドなんて、もうとっくに捨てた事も、わかっているのにわかっていないフリ。
どこかに置いて来たいつかの映画少年に、再び出会うための果てしない旅。
「若手」と呼ばれるのも、もうあと数年、僕らはやるしかない。

 


「アルコールが入らないと人と話せない」はずの僕ら二人が
タバコとコーヒーで、ここまで時間を共有できたのは
そこが姫路という街だった、からなのかもしれない。

きっと僕らはアルコール指数0でも、また出会う。と思う。
そしてまた、「早く映画が撮りてぇなー」とか
同じぼやきを延々と話すんだろう。


ゆうばり、ドイツ、PFF、そして姫路。
仲良くなった監督が皆29歳という不思議な偶然。
そこにはきっと奇妙な連帯感と焦燥感があるんだと思う。


「このまま終わってたまるか」とか
こっそり、毎日、ちゃんと思っている。


そして、「まだ始まっちゃいない」とも、
こっそり、毎日、ちゃんと思っている。






 
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