月面恋文合唱団　

新宿K'sCinemaにて公開中の拙作「はい！もしもし、大塚薬局ですが」の客入りが上々だと
いろんな偉い人から報告を受ける。

純粋に嬉しいけれど、同時に恥ずかしいし、怖い。

公開前から今にかけて
いろんなところで、いろんな人と、いろんな事を話した。
喋りが究極にうまくないうえ、人前で喋る事なんて映画祭以外にない僕なので、
なんだか半年分くらい話した気分。

個人的にイチオしな一枚はこれ

大塚薬局の母娘と荒井秀之の奇跡のコラボ。
テンパる荒井秀之といじり続ける大塚母娘。
最高の夜だった。



もっとイチオしな一枚がこれ

客席で激写される荒井秀之。
完全に素の顔。
ある意味17日のトークショーの主役。
ここまで綺麗に激写されているとは。

荒井秀之に作品をちゃんと劇場で見てもらえた事、
それで一観客として感想をもらえた事。
小さな事かもしれないけれど、一つ夢が叶ったのは

僕としては大きな事だ。





今日の一曲は

女子の声で聞くとぐっと来る。
今やすっかり懐かしい曲になってしまったなぁ。 

「はい！もしもし、大塚薬局ですが」初日。
満員御礼スタートでほっと一安心。
続く日曜日も大入り。
さすがに平日に入ってからは17時というイレギュラーな時間帯ゆえか
客層もがらりと変わり、お客さんも減ったけど。

各メディア、「はい！もしもし、大塚薬局ですが」舞台挨拶レポート

日本映画専門情報サイト　fjmovie.com

Movie Collection

Girl's News

映画.com

シネマトゥデイ

リアルライブ

デイリースポーツ



限られた誌面でこんな小さな映画を取り上げていただき
本当に嬉しいです。

久しぶりに会った高校生キャストの皆さんは皆大人っぽくなり
女の子から女性になったのだなと、少し感慨深くなりました。 
 


この映画は、思春期のあの頃に、思考回路が24時間誰かの事で占拠されていて
絶対叶えてやる！と意気込めば意気込むほど、行動が乏しくなり、
結局、いつの間にか、笑い話になってしまった。
そんな恋へのレクイエムです。

そして、舞台挨拶でも話しましたが
「大人vs子供」の定義を僕なりに決着をつけました。
映画を見てもらえればわかるかと思いますが、
あれが僕の答えです。

お時間ありましたら是非劇場へお越し頂けますと嬉しいです。

週末からはイベントだくさんです。

4月15日(金)
監督トークショー～女性演出論Vol.1～
石井裕也監督(「川の底からこんにちは」)×勝又悠監督

4月16日（土）
大塚薬局トークショー　Vol.1
現代女子♡乙女論
高橋万里菜（現役女子大生）×勝又悠監督

4月17日（日）
大塚薬局トークショー　Vol.2
大塚薬局のすべて ～All About Otsuka Drugstore～
円城寺あや×有末麻祐子×勝又悠監督

4月18日(月)
併映作品「キミ/ハミング/コーヒー」トークショー
“キミ/ハミング/トーク”
前川桃子×勝又悠監督

4月20日(水)
監督トークショー～女性演出論Vol.2～
吉田浩太監督（「ユリ子のアロマ」）×緒方貴臣監督×（「終わらない青」）×勝又悠監督監督
 




また、16日の土曜日からは併映作品が変わりまして
スピンオフ作品「ツンDE-Re:my heart」から 
「キミ/ハミング/コーヒー」が併映されます。

正直、「ツンDE-Re:myheart」も「はい！もしもし、大塚薬局ですが」も
今、見ると反省点だらけなのですが、
この「キミ/ハミング/コーヒー」だけは未だに見る事ができます。

もちろんこの作品も同様に反省点は多々あるのですが
あの頃でしか撮れなかったものが
たくさん詰まっているからだと思います。 

おそらく、今、「キミ/ハミング/コーヒー」を撮れと言われても
こういう作品には絶対にならないと思います。

あの瞬間の息吹みたいなもの、または
記憶の片隅で眠ったままだった風の感触とか。
懐かしい瞬間を、この映画に詰め込んだつもりです。

是非、見てもらいたいです。 


 

ダサイ事をあえてやる。
後ろ指さされても、一番届きやすい方法で。
たとえ、それが本当にかっこわるくても。



般若の般若らしくない、
それでも、般若らしいメッセージ。

安全な場所なでチャリティーという名目の下歌うアーティストと
「私はいくら募金しました、個人的に」と
個人的のわりには、ちゃっかりメディアにのせちゃってる芸能人と。
頑張れとか、頑張ろうとか、そういう安い言葉でやり過ごす美意識と。

そういう全てに対して、「何も出来ない」という真実を歌う潔さ。

本当にダサイ曲だと思うけど、それを今歌う般若の姿は、本当にかっこいいと思う。

■日付変わり本日、新宿K'sCinemaにて
「はい！もしもし、大塚薬局ですが」公開です。

2009年の僕の全てです。
いろんな想いがこの映画には詰まっています。
見返すと反省だらけですが、この作品があるから、今でも映画が撮れている。




今日は初日という事で、舞台挨拶があります。

【ゲスト】

円城寺あやさん　小林香菜さん　有末麻祐子さん　笠原美香さん　勝又悠監督

 

【日時】

4月9日（土）　17：00の回上映前

 

・チケットの受付は当日の10：10から行います。
・前売券をお持ちのお客様も整理番号付き当日券との引き換えが必要です
・定員制のため満席になり次第受付は終了いたします。
・整理券はお一人様２枚までとなります。 


となっております。

僕自身の映画人生において、スタートとかゴールと言った感覚はないのですが、
「はい！もしもし、大塚薬局ですが」 という作品に関しては
足柄からゆうばり経由で海外をまわり、やっと帰って来た感じ。
ある意味、この作品のゴールなんじゃないかって思います。

是非とも劇場で見ていただきたいです。

よろしくお願いいたします。


 
新宿K'sCinema

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