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■6月11日(土)、25日(土)に
短編映画企画のワークショップをします。

アドウェイズピクチャーズ 「パフォーミングアカデミー」

最近、次回作の打ち合わせばかりだったので
正直、うずうずしていました。
なんでも言ってみるもんです。書いてみるもんです。
声をかけてくれたパフォーミングアカデミーさん、ありがとうございます。
がっつりやります。ここは現場か?っていうくらい本気でやります。






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■6月14日に緒方貴臣監督「終わらない青」のトークショーに出演します。
【日時】6月14日(火)21時~の回上映後
【場所】アップリンクX
【内容】映画演出論
【登壇者】緒方貴臣監督、
塩田時敏さん(映画評論家・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭プログラミングディレクター)
勝又悠監督


終わらない青公式web



アップリンクX公式web


緒方さんとは昨年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で知り合って以来
仲良くさせてもらっています。
今年のゆうばりで見た緒方さんの最新作「体温」は文句無しの傑作です。
グランプリを獲らなかったのが実は今でも不思議です。

そしてその「体温」の前作であるこの「終わらない青」も
緒方さんらしい力強く正直な作品だと思いました。

監督として必要なのは「美意識」と「哲学」だと思います。
そういう意味で緒方さんの作品というのは、緒方さんにしか切り取れない世界があって
緒方さんのオリジナルの表現がある。
緒方さんなりの美意識の世界で成立していて
緒方さんしか伝える事の出来ない哲学で物語は完結する。
すごいと思います。本当に尊敬します。

昨今の映像機材の著しい成長と低価格化にあたって
ぶっちゃけ誰でも映画を撮れる環境があります。

簡単に言うと、「映画監督」と名乗る事が簡単になってしまっている。

それがいいか悪いかは別として、
監督を名乗るからには覚悟を持ってほしいし、
作品を作るからには勝負してほしい。
そして、「なぜ」撮ったかを言葉でなく映画で表現してほしい。
これは僕個人の考え。なぜなら僕には映画しか生きる術がないのだから。

その点、緒方さんの作品には「覚悟」が見えます。というか滲み出ています。
素晴らしいスタンスと映画愛だと思います。

そんな緒方さんの「終わらない青」是非。
トークショーの日程が合わずとも、見てほしいです。






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■「はい!もしもし、大塚薬局ですが」の大阪、名古屋公開の詳細が決まりました。


【名古屋公開】
2011年6月18日(土)~6月24日(金)連日20:20〜
名古屋シネマスコーレにて
※初日6月18日(土)に勝又悠監督の舞台挨拶あり

【大阪公開】
2011年7月2日(土)~7月15日(金)
大阪シネヌーヴォにて
・7月2日(土)~7月8日(金)11:00/12:10/13:20
・7月9日(土)~7月15日(金) 20:25/21:30
※7月9日(土)に勝又悠監督の舞台挨拶あり(20:25/21:30の2回)


名古屋シネマスコーレ公式web

大阪シネヌーヴォ公式web



6月は名古屋へ、7月は大阪へ。
うまいもんたくさん食って来たいと思います。




今日の一曲は











男の友達がいる
恋愛にはならない二人
買い物や映画だって
楽しく出来ちゃう関係


アイツに彼女ができる
「おめでとう!」って言ってるけど
笑顔とか作ってる
なんだろう?おかしな感覚
 

アイツに彼女ができる
「おめでとう!」って言ってるけど
涙が出てきちゃいそう
なんだろう?さみしい感覚



歌詞が最高です。
「好き」という言葉を一切使わずに、「好き」を表現して、
涙を流さずに、「出て来ちゃいそう」で止めているあたり。
本当にいいです。

自分でもわかっているのに、それでもわかっていないフリの歌です。

この感覚をいつまでも忘れないでいたいし、
大事にしたい。
この感覚を感じたときに痛む胸の内側と、
「出て来てしまいそう」な涙を
いつまでも切り取り続けたいし、見つめ続けたい。

「恋愛にはならない二人」とは、よくもまぁ言ったもんです。




余談ですが、高橋愛ちゃんを見ていると我が妹を思い出します。
見ていて、踊りを間違えたりしないかとか勝手にヒヤヒヤしています。
子供のお遊戯会とかに足を運ぶ親の気持ちがわかった気がします。