真夜中のコンビニと
真夜中のファミレスと
真夜中のパーキングエリアが好きです。
昼間の喧噪が嘘のように消え
それぞれがそれぞれの孤独を背負っているような気がするからです。
決して孤独なんかでは、ないのに
どうしてこうも、夜の静けさは、そんな気にさせてしまうのでしょう。
ただ、冷たい風でさえも、自分の身の回りの世界を奪ってしまうような。
そして、隔離された世界で、自分だけが存在しているような。
そんな種類の孤独です。
そして、真夜中にしか作業ができない僕は
あてもなくコンビニへ行き
ファミレスに寄って
時には車を走らせて、パーキングエリアまで向かうのです。
孤独の中でしか、生まれない何かを探して。
隔離されているからこそ、生まれる何かを探して。
6月になれば、蛙の大合唱になんだろ。
そしたら地元まで車走らせて、
ただ、お前の、その声に耳を傾けに行くから。
少しだけ冷えた、右足を
この夜に、投げ出したりして。
RADWIMPS/セプテンバーさん
夏ってだけで、キラキラしてた。
あの気持ちが、好きなの。