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■先月末まで開催されていた第33回ぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2011
「オードリー」は無冠でした。

悔しさはたんまりとあるけれど、
この映画祭を経て感じた僕の想いのすべてをこの曲が代弁してくれている。









 ■DVDのキャンペーンと新作の執筆でびっくりするくらいの頻度で地元へ帰る。
もういっその事、何ヶ月かだけ地元に家を借りたい気分。
空いた時間には御殿場、湘南へ。飲みは小田原。散歩は足柄。
そんな10年前と同じような時間を過ごす。




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■偶然通りかかった神社で小さなお祭りをしていた。
行ってみたら知り合いがわんさかいて、そういうのも地元ならでは。

季節外れの祭り囃子もいいもんだ。


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■ここ一ヶ月くらいでいろんな地元連中から連絡を受ける。
DVD発売の威力みたいなもんを知る。
僕がすごいんじゃなくて、こんな小さな作品をDVDにしようと動いてくれた
DVDメーカーの英断の方が全然すごいと思う。


3年ぶりとか、10年ぶりとか、果てには15年ぶりとか。
いろんな人から連絡を受けては、「とりあえず飲もう」みたいな話になり
夜な夜な出かけては久しぶりの再会を果たした。

そして皆、ビールから口を離しての第一声が「印税でおごれ」だから
やっぱり変わっていないと思う。


社会人としていろんなものを背負っている15年ぶりの友人は
とにかく、かっこよかったし。

夢を諦めて家庭を築いた10年ぶりの男の生き方も
それはそれでかっこいいと思う。

バツイチだった3年ぶりのダメ男は、見事にバツ二になっていた。
どれもこれもが人生で、どれもこれもが岐路と正しく向き合っている。







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きっと僕だけが知っている此処から見える足柄の夜景は
とても100万ドルの値段はつけられないけれど、
僕にとってはそれ以上の価値がある眺めだ。


遠くに見える東名高速のオレンジ色の光も
まるで車が走っていない国道の寂しい光も
遠くに見える小田原の中途半端な活気の光も

眩し過ぎて直視なんて出来やしないくらい、羨ましい。


久しぶりに会う友人たちは、いつの間にか大人になっていて
僕はなんだかタイムマシンに乗って未来に来てしまったよう。
皆それぞれが、責任を背負っていて、その責任を守ろうとしている。
あの街で生きて行く決意とは、そういう事なんだろう。


本当なら、22くらいで結婚して、23で子供が出来て
結婚式はもちろん小田原ヒルトン。大号泣の果ての盛大な祝福ののち、
新婚旅行で初めての海外。

26くらいで迎えた離婚の危機も、なんとか乗り越え
30になった今は、3人に増えた子供と、未だにギャルな嫁を守る為に
日々肉体労働と節約に励み、週末の飲み屋へ駆け込んで。
手放したこだわりの愛車の代わりにやってきたファミリカーで過ごす、日曜日。
そんなこんだで、親としての背中を少しずつ鍛えて行く。

あの頃、そんな人生にはこれっぽちも魅力を感じなかったのに
今は、そういう生き方も有りだったな、と素直に思う。



僕は忘れかけたものを、思い出す為に
ただ、この光を見つめるのだ。

失ってしまったものを、拾い直す為に
ただ、ここに来ては、あの光を羨むのだ。


今日も明日も、いつかのクラスメイトたちは、
あの街で目を覚まし、あの街で眠る。

とても幸せな事だと思う。








そんなことの全て 僕らが見た光
呑み込まれてゆく 魔法のようなもの 待っている